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非常に激しい雨とはどんな降り方?天気予報で使われる表現まとめ

ここ数年、怖いくらいの雨の勢いを感じることが多くなりました。天気予報を聞いて、台風や梅雨の時期くらいにしか聞かなかったような表現も多く耳にするようになっています。

 

今年、頻繁に耳にした「非常に激しい雨」という表現ってどれくらいの雨なのでしょうか。今回は、天気予報で使われる雨の振り方の表現をまとめてみました。

目次

非常に激しい雨はどんな降り方の雨?

 

気象庁によると50mm以上~80mm未満の雨を「非常に激しい雨」と表現します。

 

 

70mm以上の雨の動画です。

【動画時間:26秒】

 

動画では、雨のしぶきで強さがわかりますね。車の運転する時には、ワイパーの強さは全開。視力の弱い方や、高齢者ドライバーだと、これくらいの雨での運転は危ないです。

 

一般的に体感として

 

  • 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)
    • 傘は全く役に立たない

 

といった感覚をうけます。

 

 

非常に激しい雨よりも上の表現はあるの?

 

 

80mm以上の雨を「猛烈な雨」と表現をします。

100mm以上の雨の動画です。

 

  • 【動画時間:1分12秒】

 

一面が白い霧のようなしぶきの景色です。ここまでくると、「ちょっと危ない」「今回の雨はいつもと違う」と恐怖感を感じるレべルですね。

 

一般的に体感として

 

  • 傘は全く役に立たない
  • 息苦しくなるような圧迫感がある

 

といった感覚をうけます。

 

 

その他の雨の強さを表す表現は?

 

降水量 雨の強さを表す表現
10以上~20未満  やや強い雨
20以上~30未満  強い雨
30以上~50未満  激しい雨

(単位:mm)

先ほど紹介した「猛烈な雨」や「非常に激しい雨」に発展すると予想される時には、警報や注意報が発表されます。

 

 

警報や注意報を発令するのは、気象庁ではなく各地方の気象台です。注意報や警報を出す基準は気象台によって違います。

 

雨や風の影響は、地形などにことなり全国一律で警報の基準を出すことが安全につながるとは限らないからです。

 

都市型の豪雨の怖さ

非常に激しい雨で、怖いのは河川の増水だけではありません。近年では、ゲリラ豪雨で都市型の被害も沢山でています。

 

 

実際に私が住んでいる地域では、短時間の豪雨で、水量がまし地下の排水処理が間に合わなくなったことがあります。排水設備の処理容量キャパが超えれば下水はあふれ出します。

 

近くのアンダーパスで、車の浸水事故がありました。我が家も駐車している車が浸水寸前でした。その時には、警報などが発令されておらず、30以上~50未満 激しい雨のレベルだったと思います。

 

こういった「非常に激しい雨」でなくても、長く雨が降る時は注意が必要です。

 

経験した方はわかると思いますが、浸水する時は、信じられないくらいあっという間に水かさが増します。「いつもと違う雨の降り方」と怖さを感じた時には、天気予報に十分注意をして行動をしてくださいね。