この記事は約 3 分で読めます

疲労回復のメカニズム。サプリやドリンクの効果がない理由。

睡眠不足が続くと、身体が鉛のように重く感じられます。これは身体の疲れが蓄積された証拠。

 

 

何故、睡眠不足だと、疲れが抜けきらないのでしょう?

「サプリや栄養ドリンクがきいた感じがしない」という意見が多いのは何故でしょう?

 

 

そこには、疲労回復のメカニズムと睡眠の関係に理由がありました。

今回は、どのように疲れを回復しているのか、私たちの身体の仕組みについて説明しますね。サプリが効きにくい理由がわかりますよ。

 

どうして身体は疲れるの?<疲労のメカニズム>

 

私たちの身体を疲れさせている原因は1つ。疲労の「原因物質」が身体にあるからです。

この原因物質が、「疲れがとれない」「なんだか、いつもだるい」といった症状を引き起こしています。

 

 

では、この疲労の「原因物質」は、どういったものなのか確認していきましょう。

 

 

1.活性酸素とは?

「活性酸素」この言葉、よく耳にしませんか?サプリや、テレビのCM広告で、よく登場する言葉です。結論から言うと、この「活性酸素」が疲れの大元の原因です。

 

 

人は、呼吸をしますよね。この呼吸で取り入れた酸素を使い、人は活動をしているのですが、この活動の途中で「活性酸素」が発生します。
この活性酸素は、悪いイメージ先行していますが、他にも身体の中で役割があります。

 

 

ただ、細胞を「酸化」(錆びさせる)させてしまうので、悪い奴というイメージが先行しています。

 

 

通常は、「活性酸素」から細胞を守るシステムが働きますが、活性酸素が増えすぎると、身体が対応できなくなることも。キャパオーバーになった活性酸素が、細胞を傷つけてしまいます。そうなると、傷ついた細胞が本来の能力を発揮できなくなり、その結果、疲労を感じるのです。

 

2.疲労因子FFと疲労回復物質FRとは?

活性酸素が疲労の大元なのは、一般的に知られている情報ですが、ここでは、もう一歩踏み込みます。

 

 

近年、活性酸素が細胞を酸化させる時に、誘発される物質が2つ明らかになりました。

  • ・「疲労因子FF」
  • 「疲労回復物質FR」(疲労因子FFが増加した時に、登場するFFを中和させる役割)

 

 

この「疲労因子FF」こそが、身体を疲れさせる原因です。

 

 

「でも、『疲労回復物資FR』って中和する因子もみつかったんでしょ??」と疑問に感じる方もいらっしゃいますよね。そうなんです。疲労回復物資FRもみつかったのですが、疲労因子FFと、疲労回復物質FRのバランスが重要なんです。

 

 

3.疲労因子FFと疲労回復物質FRのバランス

 

疲労因子FFと疲労回復物質FRですが、一日の活動時間によって、バランスが違います。

 

【日中】

疲労因子FF>疲労回復物質FR

日中は活動量が増えるため、活性酸素がそれに伴い酸化します。当然、疲労因子FFも増えます。

 

 

【夜】

疲労因子FF<疲労回復物質FR

夜、寝ている時には、活動量が減るので、日中と比べると活性酸素の酸化が少なくなります。ですので、疲労因子FFは少なくなります。FRが上回ります。

 

 

結局、睡眠時間が少ないと、FRの回復が追い付かないので、細胞が修復されません。疲労因子FFと疲労回復物質FRのバランスが崩れているので、細胞の修復が追つかない。

 

 

1回2回ドリンク剤やサプリを飲んだとしても、スッキリさわやかな状態にならず、翌朝まだだるいと感じるのは、この仕組みを知ると仕方のない事ですね。

 

まとめ

真美は、疲れやすい体質です。身体が弱いわけではないのですが、体力がありません。
とにかく、すぐ疲れる。疲労回復物質FRの反応がよくない体質なのでしょう。

 

 

「疲労回復物質FRの反応がよくない人だから、疲れるのは仕方ないね」とあきらめるのはまだ早い。生活習慣の改善で、疲労回復物質FRの反応は改善されます。

 

 

 

サプリやドリンクは魔法の薬ではありません。即効性のある高価な商品もあるかもしれませんが、大半が長期的な服用や、生活習慣の改善を同時に行うことが前提です。疲労因子FFと疲労回復物質FRのバランスが崩れている限りは、細胞が修復されないからです。
疲労回復のメカニズムを知った上で、サプリなどの健康食品を上手に取り入れていきましょう。

 

 

 

参考文献:最新医学でスッキリ! 「体の疲れ」が消える本 (成美文庫) 梶本修身 著

 

▼この記事も読まれています▼