この記事は約 4 分で読めます
- 投稿 更新
- 健康の悩み

高濃度カフェイン飲料が昔とくらべ沢山販売されるようになりました。適度に飲む分は、おいしく飲ますが、気を付けないと「カフェイン中毒」の症状がでることも。
- 「エナジードリンク毎日飲んでるけど、自分、ひょっとカフェイン中毒?」
- 「栄養ドリンク毎日飲んでるけど、副作用大丈夫?」
と、心配になってる方も多いみたいです。
そこで、今回は「もしや、これはカフェイン中毒?」と心配してる方へ、カフェインを飲みすぎると、どんな症状がおきるのかを簡単にまとめましたので説明しますね。
カフェイン中毒の症状の種類には急性と慢性がある
カフェイン中毒は大きく分けて2種類あります。
- 急性症状・・・カフェインを口にして急激に身体が反応
- 慢性症状・・・依存症のような反応
急性の症状は、カフェインを飲んで身体に症状がでます。食中毒のようなイメージだとおもってください。
カフェイン中毒の急性症状は
身体に及ぼす作用
・震え・めまい・吐き気・下痢 など
精神に及ぼす作用
・興奮・不安・眠れない など
が多いです。
一方、慢性の症状はアルコール中毒のようなイメージが近いですね。依存性ともいいます。
カフェイン中毒の慢性症状は
- ・コーヒー(栄養ドリンク・エナジードリンク)などをやめられない
- ・なんとなく飲んでいないと落ち着かない
「どうしても飲みたくなる・飲まずにはいられない」のは、依存症のシグナルかもしれないです。
カフェイン中毒(依存症)の知人の話
私の知り合いでカフェイン中毒と思われる(?)女性がいます。
彼女は独身時代、デートのお相手の男性が、食事のあとに「コーヒーを頼みますか?」と聞いてくれなかったから、という理由だけで、彼からの次のデートのお誘いをお断りしたそうです。怒り心頭でした。
私からしたら「どんだけ、あなたはコーヒー好きなの?」と逆に不思議に感じましたが、彼女にとっては、コーヒーが大切らしく、コーヒーを食後に飲む習慣がない男性とのつきあいはありえないとのこと。カフェイン控えめな私からしたら理解しがたい。でも、彼女の怒りっぷりをみて、私は「あ~カフェイン依存症・・・」と心の中でこっそり思った次第です。過去の話をしてる時にも、息まいておこっていました。
もし、彼女と同じように「食後のコーヒー外せない!絶対!」というくらいの「コーヒー飲みたい!」強い気持ちをお持ちの方は依存症かもしれません。カフェインを「飲みたくなる」「飲まずにはいられない」といった気持ちの面だけでなく、身体や精神面に症状がでていないか、一度、自分の健康状態・精神状態を振り返ってくださいね。
カフェイン中毒の原因は?
そもそも、カフェイン中毒の原因は
- カフェインを身体の許容量以上飲むから
これにつきます。
カフェインも少量なら問題ありませんが、今は市場に高濃度カフェイン飲料やカフェインの錠剤が出回っていますからね。知らず知らず、カフェインのメリットばかりを求めて、毎日口にしたけれど、カフェインの副作用に悩まされてしまうのが現状だと思います。
もともと日本人は、欧米人に比べカフェインの影響は少ないといわれてます。アルコールには弱いですが、カフェインはききにくいみたいですね。ですが、日本人がカフェインが「ききにくい」といっても、身体には許容量の限界がありますから、エナジードリンクや栄養ドリンクなどを日常的に習慣として口にしてる方は注意してください。
カフェイン中毒の症状を改善するには?
カフェイン中毒の症状を改善するには、一番、手っ取り早いのは
- カフェインを口にしない
ことですが、これって難しいんですよね。だって、私の知人の女性は、コーヒー飲めないっていう状況をつくっただけで、デート相手に怒りをぶつけるくらいですよ?
彼女は極端かもしれませんが、慢性化してしまった方はカフェイン断ちする場合は、
- 量を減らす
ことをしながら、始めやすいはず。平行してカフェインの量をおさえたノンカフェインの飲み物へシフトしていくと、比較的楽ににカフェイン断ちがしやすくなります。→【過去記事】ノンカフェインの飲み物は?飲み物や効能の一覧表まとめ
とはいっても、カフェインゼロにする必要は全くないので、過剰に摂取してる生活習慣を改めるだけで大分改善されますよ!
まとめ
カフェイン中毒の症状をまとめました。カフェインの過剰摂取で緊急搬送をされたニュースを聞くと、「ひょとして自分も?」と不安になるもの仕方ないです。
カフェイン中毒が心配で、改善するなら、まずはコレ。
- 大量にサプリや高濃度カフェイン飲料を飲まない
- 短時間に大量摂取しない
少しでも、心当たりがあるなら、症状がでた段階で飲む量を控えてください。
余談になりますが、私は頭痛もちで、頭痛外来に通っています。先日、診察のときにドクターから頭痛対策として「カフェイン」を勧められました。不眠気味でもあるので、カフェインを控えていましたが
「カフェインを飲んで頭痛がまぎれるのなら、鎮痛剤の代わりにエナジードリンクや栄養ドリンクを飲むのもありだよ」
と言われたのです。鎮痛剤を飲みすぎて頭痛を併発していたので、私の場合は「薬物のむよりも、ドリンク剤やコーヒーの方が身体に影響はすくないのではないか」というドクターの判断でした。ですので、カフェイン=悪 という訳ではなく飲む量の問題です。
確かにカフェイン入りの飲み物は癖になりがちですが、自分の身体と相談して飲む量を決めてくださいね。カフェインが薬になるか、毒になるかは、カフェインを扱うその人次第です。
