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不眠気味の私はカフェインの情報に敏感です。夜寝る前は、コーヒーを控えたり、カフェインレスのコーヒーに変えるなど工夫をしています。
不眠気味の一方で、頭痛もち。頭痛の痛みを和らげるために、ついつい飲んでしまうのが「鎮痛剤」。
でも、鎮痛剤って「無水カフェイン」が含まれているんですよね。
「カフェインコントロールしているのに、鎮痛剤のんだら意味ない?」
「そもそも、無水カフェインとカフェインって違いがあるの?」
と、素朴な疑問にいきあたりました。
今回は、カフェインと無水カフェインの違いについて調べましたのでシェアしますね。
無水カフェインとカフェインの違い
結論からいいますと、無水カフェインとカフェインは成分的には(ほぼ)同じです。
カフェインは
- ①水和性カフェイン
- ②無水カフェイン
とありまして、水がないタイプのカフェインを無水カフェインと呼んでいます。
無水カフェインとは?
カフェインといえばコーヒーですよね(笑)なぜ、コーヒーにカフェインが含まれているかというと、天然原料のコーヒー豆にカフェインが含まれているから。もともとの原料にカフェインが含まれているから当然コーヒーにも含まれるわけです。
でも、コーヒーからカフェインだけ取り出すのは非効率的ですよね。カフェインは合成で作り出せます。純粋にカフェインだけ抽出したものが無水カフェインです。
何故、純粋なカフェインだけ取り出すかというと、カフェインだけの需要があるからです。
コーヒーに含まれているカフェインは製造工程や抽出過程によって、同じ豆でもカフェイン量が異なります。カフェイン以外の成分もはいっていますしね。コーヒーをのんだとしても、厳密にはどれくらいのカフェインを口にしたかはわかりません。
ですが、無水カフェインは「カフェインのみ」を抽出しているので、摂取量が明確ですし、量にみあったカフェインの効果も期待できます。
うっすいコーヒーを何杯のんでも、眠気が覚めないのはカフェインの量が少ないから(笑)無水カフェインだと、「どれくらい身体にとりいれたら」「どんな効果があるか」がわかりやすいですしね。
無水カフェインは何にはいっているの?
どれくらい身体にとりいれたら」「どんな効果があるか」わかりやすいので、無水カフェインは、
- 栄養ドリンク
- 薬
などに配合されています。私が利用をしてる痛み止めにもバッチリはいってましたよ。
自分の使っている市販の薬に無水カフェインが入ってるかどうかは、パッケージや説明書の「成分欄」をチェックしてくださいね。鎮痛剤以外には、咳止めや総合感冒薬にも入っていることが多いです。
私が利用をしてる鎮痛剤に限らず、無水カフェインが薬に配合されている目的としては
- ①痛みを和らげる
- ②眠気 疲労感をとる
- ③偏頭痛などの重い感じをなくす
カフェインは中枢神経を刺激して上のような効果をもたらします。
特に注目したいのは「③偏頭痛などの重い感じをなくす」ですね。
偏頭痛は、脳の血管の拡張が痛みの原因です。カフェインが配合されている鎮痛剤を飲むと、この拡張がやわらぎ痛みが軽くなります。偏頭痛の痛みには「コーヒーを飲むといい」と言われてますよね。これはカフェインの効果を期待してのこと。
鎮痛剤には無水カフェインが含まれているので同様の効果が期待できます。どれくらいの量が含まれているかわからないコーヒーを飲むよりは、量が計算されている鎮痛剤のの方が効き目がでやすいかもしれません。
逆に、偏頭痛で悩んでる方で「鎮痛剤を飲みたいけど胃が荒れてしまって、ちょっと無理」という方は、コーヒーなどでカフェインをとってみてください。頭の重い感じがなくなれば、カフェインの効果ですよ。
無水カフェインとカフェインの換算は?
カフェインの一日の摂取量は成人で
- 400mg です。
これを念頭に無水カフェインとカフェインの量を換算してみます。
- ・レッドブル 330ml 105mg
- ・イブA 2錠(一回あたり) 80mg
- ・インスタントコーヒー(100mlあたり)70mg
- ・プレミアムボス1缶 約70mg
例えば、生理痛で一日、三回イブAを飲んだとすると240mg。インスタントコーヒー3杯分。
例えば、先ほどの話のように、偏頭痛で頭が重いのをカフェインで和らげたいのなら、イブA一回分のカフェイン含有量が80mgなので、インスタントコーヒー一杯(または缶コーヒー1缶程度)でOKですね
ここで、注意したいのはエナジードリンクです。私のように薬を常用してる方は気を付けてください。カフェインと無水カフェインは成分的には違いはあまりないので、薬を常用しながら、エナジードリンクやコーヒーを何杯ものんでしまうと過剰摂取になりますよ!
