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「なんとなく、いつも頭が重い。朝も身体がだるいし、これって低血圧が関係してるの?」
高血圧で頭痛がするのは、とっても危険なイメージ。でも、低血圧と頭痛って正直ピンときませんでした。
「病気でなければ、いいでしょ」くらいに思ってると、つらい痛みを長く抱えることになります。今回は、低血圧と頭痛の関係・改善する方法をお伝えします。
低血圧の頭痛を改善するためには?
低血圧は、うまれつきの体質ですが、対策をとれば症状が軽くなったり、楽に過ごせます。
低血圧の頭痛は、主にこの2つです。
- ・頭重感(ずおもかん)…なんとなく頭が重い
- ・偏頭痛(へんずつう)…ズキズキした痛み
では、この頭痛が軽くなる対策を1つづつ紹介しますね。
生活に運動を取り入れる(頭重感の対策)
低血圧の頭痛は、血流が弱いのが原因の1つ。
低血圧は心臓から身体全体に血流を送り込む力が弱く、どうしても心臓より上にある頭は不足しがちです。
運動不足で肩こりがあると、全身の血流を悪くなります。もともと、低血圧で、運動不足の方は、積極的に運動を取り入れてください。
運動のレベルは「ストレッチ」「ラジオ体操」レベルで十分です。スポーツジムなどで汗をながせるなら、それに越したことはありません。頭痛のためだけにスポーツをはじめるのは現実的ではありません。お金も時間もかかるので、まずは、できる範囲で取り組んでください。
寝る前にストレッチをすると、体温が上がり寝つきもよくなります。睡眠不足は、頭痛の原因にもなりますので、睡眠の質をあげることも頭痛対策になりますね。
過去記事⇒寝る前のストレッチ。睡眠の質が上がるオススメ動画3選。
管理人は頭痛外来のドクターからラジオ体操を勧められて実践しています。会社の昼休みに同僚と毎日やってますよ。
過去記事⇒ラジオ体操の効果は?1年半続けた嬉しい結果がでました。
自律神経の働きをよくする(頭重感の対策)
低血圧だと、自律神経の働きが弱い傾向があります。起きる時に、自律神経がうまく働かないので、頭痛やめまいを感じます。
目が覚めると交感神経が優位になります。交感神経の働きで、全身に血液が行き届きます。体温が上がり、すっきり起きられるという一連の流れが、低血圧だとスムーズにいきません。
全身に血液が充分に行き届かないまま、起き上がってしまうので、頭痛やめまいをおこしてしまいます。
目が覚めた時に自律神経の働きを良くするためには、夜の寝る前の行動が大切。詳しくは過去の記事に掲載してます。
【過去記事】⇒朝起きられないのはワガママ?身体がだるいのは低血圧のせい?
天気の変化をチェックし事前の準備をする(偏頭痛の対策)
自分の頭痛パターンと天気の関係をチェックしてください。
もともと低血圧だと、気圧の変化の影響を受けやすいため、天気が悪いと頭痛を感じる方が多いです。
天気が悪い(気圧が低い)と、脳の血管が拡張し、通常よりも血流が増えます。血管が広がると、ズキズキした痛みを感じます。
天気に左右される痛みを改善するのは難しいですが、事前の準備(頭痛薬の準備)や予定を組みなおしすることで、ずっと楽に痛みをやりすごせます。
【低気圧で頭痛になってしまったら】
- ・暗い部屋で安静に過ごす
- ・頭部を冷やす
- ・カフェイン入りの飲み物を飲む
- ・鎮痛剤を飲む
自宅ならば安静に過ごすことができますが、外出先だとそうもいきませんね。そんな時には、カフェイン入りの飲み物を飲んでください。広がった血管を抑える効果があります。
カフェインといえばコーヒーが代表格ですが、それ以外の飲み物にもカフェインは含まれています。くわしくはこちらからどうぞ。
【過去記事】⇒カフェインで眠れないのは嘘?コーヒーを飲むと目が冴える理由はコレ
【過去記事】⇒無水カフェインとカフェインって?違いをわかりやすく解説します。
まとめ
「頭が重い、だるい、身体が冷えて身体が痛む」こういった悩みは、年齢を重ねるにつれ、身体にこたえるようになります。
日頃の生活に習慣として組み込めるのなら、運動を組み込むのが個人的にはおすすめです。身体が柔らかく、筋力があるうちに頑張っておけば、何年か後には結果がついてきますよ。

慢性的な、頭痛に悩む方なら「頭痛の対策などの記事」も参考になるかも。対策や原因などが書いてあります。