洗濯機はたくさん販売されていますが、一人暮らし向けの洗濯機はその中でも一握りです。サイズや容量など見極めがちょっと難しい白物家電です。
そこで、今回は一人暮らしに洗濯機を新しく購入しようと考えている方へ、一人暮らし向けの洗濯機のサイズや容量について情報をまとめました。そのほか、押さえておいてほしい選び方のポイントも紹介しています。
購入してから後悔しないよう重要な部分にはチェックいれてくださいね!
一人暮らしの洗濯機の選び方のポイント
洗濯機のサイズには、2つの意味があって、
- 洗濯物を洗える洗濯機の容量
- 洗濯機本体の大きさ(縦×横×高さ)
のどちらも指します。容量・大きさとも、洗濯機選びでは重要な項目です。購入する場合はきっちりわけて考えていきましょう。
一番、重要なのは洗濯機「本体」の大きさです。理由としては
- ・洗濯機を部屋に置けない
- ・洗濯機が物理的に部屋までの通路を通らない
と困るからです。
具体的な基準としては
- 自分の部屋に搬入できないものはダメ
- 防水パンに入らないものはNG
もし「扉や通路が狭いお部屋を借りた」のなら、一番狭い「戸口」の幅を基準に考えてください。あとは「本体の大きさ」で商品を古い落としていきましょう!
洗濯機本体の「大きさ」ですが、洗濯機本体の「縦×横×高さ」で示されています。ですが、洗濯機にもタイプがあって、洗濯機本体の「縦×横×高さ」で「大きさ」が図れないものがあります。
洗濯機タイプは大きくわけて3つあります。
- ・縦型
- ・ドラム型
- ・二層式
この中で、一人暮らしの洗濯機のおすすめは縦型(全自動洗濯機)タイプ。ドラム式だと扉の開け閉めするスペースを確保しないといけませんし、設置に場所を広くとる二層式も向いていません。「全自動洗濯機」なら洗濯機本体の「縦×横×高さ」で大きさが図れますし、コンパクトなので設置スペースも小さくて済みます。
洗濯機を設置する「縦×横(面積)」の基準は「防水パン」です。防水パンとは、洗濯機を設置する場所にある「プラスチックのような枠」です。防水パンの中に入りきる大きさの洗濯機を選びましょう。
まれに、「洗濯機が防水パンはいらない」「防水パンの掃除が面倒」という理由で、防水パンをとってしまう人がいますが、絶対に防水パンをとらないでください。洗濯機から水漏れがおきた時に大惨事になりますよ。防水パンがあれば、少々水漏れがおきても、持ちこたえてくれます。
洗濯機の「高さ」の基準は「洗濯機に吸水する蛇口の高さ」です。ホースで洗濯機と本体をつなぐことはできますが、蛇口の位置や高さによって、「蓋の開け閉め」ができなくなり、洗濯機をいれる位置が制限されることがありますよ。蛇口の高さもしっかりはかっておきましょう!
もう、この段階で、家電量販店に並んでいる洗濯機の大半は「ターゲット外」になっています。自分の住まいにあった、洗濯機に的をしぼって機能の検討の段階にはいってください。
洗濯機の容量の目安 一人暮らしの場合は何キロ?容量は?
一人暮らしの洗濯機に必要な容量は
- 7kgサイズの洗濯機
が長い目でみると経済的。
この7㎏という数字は「これだけの洗濯物の重さを洗うことができますよ」という意味です。数字が大きければ、大きなもの(シーツやタオルケット)も、あらうことができますし、沢山の洗濯物を一度にあらうことができます。
ですので、洗濯機 7kgの容量だと
- 週末にまとめ洗いができる
- シーツや毛布なども自宅で洗える
という使い方ができるわけです。
自宅で暮らしていると、ファミリー用の洗濯機をつかっているので、あったりまえにやれてることが、洗濯機の容量が小さいとできないです。
もし、洗濯機のサイズ(容量)が小さいものだと
- ・毎日あらわないと汚れた洗濯物があふれる
- ・週末にまとめて洗うにも、小分けにして何回か洗濯をしないといけない
- ・毛布はコインランドリーやクリーニングに持ち込まないといいけない
など、手間がかかりますよ。コインランドリーや、クリーニングや持ち込んだらおわりじゃなくて、その間洗い上がりまでまっていたり、洗いあがった洗濯物をとりにいったりと意外に面倒なものです
大きな容量の洗濯機を購入すれば、その分の手間が省けると考えてください。勿論、コインランドリー代金やクリーニング代金も、大きな容量の洗濯機をかっておけば節約になります。
一人暮らしの洗濯機のおすすめな機能
あとは価格と機能の兼ね合いで機能を選んでいきましょう!
個人的には
- インバーター式
の洗濯機を押します。インバータ式の洗濯機の特徴としては
- 運転音が小さい
- 振動が少ない
インバータは、モータの回転数を変化させて効率よく運転する技術です。機械のモータの性能が良い奴だと思ってください。
もし、あなたが
- ・お洗濯するのが夜
- ・洗濯機を置く場所がリビングと近い
なら、「音」を小さくする機能にはこだわった方がいいです。グワングワンまわってる洗濯機の振動や音は近隣に伝わります。私の知人は、夜8時に洗濯機を回して、隣から苦情がはいったといっていました。インバータ式なら「絶対に音がしない」とは言い切れませんが、ご近所トラブルになる可能性は低くなりますよ。特に、階下のあるお部屋を選んだ場合には、チェックしたい機能ですね。
また、リビングと近いと、洗濯機の音を自分自身が不快に感じます。モーター音って、気になると不快です。
仕様としては騒音レベル(洗濯時/脱水時/乾燥時)や、音という部分をチェックしてください。デシベル 〇dbという表現で表示されています。数字が小さいほど、静かさを表します。お値段がお値打ちな商品は、以外にこの「音」の部分が妥協してある商品が多いですので、キッチリ注意してくださいね。
まとめ
一人暮らしの洗濯機のサイズは、物理的な大きさで商品を振るい落とした後、容量をチェックしてください。洗濯機の大きさ・振動なども賃貸アパートではチェックしておきたい項目です。
今回は洗濯機の容量を「7キロサイズ」をおすすめしましたがもし、あなたが
- ・シーツなど大物はコインランドリーを利用する
- ・毎日お洗濯をする
- ・色物と白物をわけてあらいたい
の条件なら、4㎏台のほうが汚れ落ちがよいかもしれないです。容量が大きめの洗濯機で、水少な目よりも、その洗濯機の容量をいかした洗い方の方が汚れがよく落ちるという口コミがあります。
ですが、商品ラインナップが、7㎏~のサイズと比べると少ないという欠点があります。ご自分の生活と照らし合わせて、洗濯機を選んでくださいね!
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