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家庭でもつかえる害虫駆除の薬品で有名なのが「バルサン」ですね。ゴキブリやダニなどにかなり効き目があると評判です。
それなら、布団のダニもいっそのこと、駆除できるのかな?なんて考えたりしませんか?もし、布団のダニも一掃できるのなら、手間も省けて一石二鳥ですものね。
そこで、今回は、バルサンを炊くとき、布団をそのままおいておいて使えば、布団のダニを一掃することができるのかどうかをお伝えします。
興味のある方は是非チェックしてみて下さいね。
バルサンは布団のダニもOK?
バルサンの注意書きには、「布団」には直接つかわないで下さい、とありますよ。
安全性が高い薬品とはいえ、皮膚刺激がないといえません。寝具なので、長時間肌にふれますし、また顔周りから吸い込む可能性もありますからね。
ダニを駆除できるか、できないか、ではなく、まず安全性の面で判断してください。
また、バルサンの注意書きには、基本、布団にかぎらず寝具類は「別の部屋に移動」
が奨励されていますよ。
後々の手間を考えると、移動できるものは他の部屋へ移動をさせて使って下さいね。
バルサンは布団はそのままでも大丈夫?
ただ、実際問題「移動ができる時」と「できない時」がありますよね。ワンルームだと、移動をさせたくても場所がありません。
その場合は、布団はそのままおいてバルサンを炊いても大丈夫です。
注意点としてはバルサンが布団に、直接がかからないように
- ・新聞紙などで布団を覆う
- ・シーツを交換する
など、対処をすれば大丈夫ですよ。
NGなのは、ダニの駆除をしたいからガンガンにバルサンの霧や煙を直接当てること。
実際、寝具を移動させられなくて、シーツを交換したりなど後処理的に対応をしてる人も大勢います。ただ、赤ちゃんやアレルギーなど持ってる人はより慎重になった方がいいかもです。
大抵の人は、同じ部屋でバルサンをたいても、
- ・部屋の換気をしっかりして
- ・寝具は気になるのならバルサンしてから天日干し(か陰干し)
- ・シーツも清潔なものに交換
して、布団をつかっていますよ^^
公式サイトには「布団は押入にしまうなど」という表現もあります。その程度の待避で基本は、大丈夫です。
バルサンは布団だけでなく衣類も?
あと、衣類の虫食いに悩んでる人は、服も布団と同様の発想になる方がおおいようで(^_^;
これもちょっとNG。労力かかる割には、リスクのが大きいです。
まず、布団と同様に、「皮膚に直接ふれるのでアレルギーなどで危ない」ですよね。なので、布団と同様に、「バルサンが直接 衣類にふれないように、服を何かで覆う」のが基本です。
それ以外にも、バルサン(薬剤)が服の生地にどう影響するかわからないので「染み」や「汚れ」の原因になるかもですよ。
衣類にとっては、柔軟剤であろうが、防虫剤であろうが、汚れはよごれです。長い期間、洗濯をしなかったり、クリーニングに出す予定のない服に、どんな影響がでるかわかりません。礼服とかですよね。
ですので、服のダニを一掃したい、ということなら、衣類は別で処置をして
- ・クローゼット
- ・タンス
などの中身を空にしてから、バルサンを使う方が、効き目もありますし、衣類も安全ですよ^^
座布団やぬいぐるみも同じ理屈ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
布団にバルサンは、ダニ退治にダイレクトにあてるのはNGです。ただし、同じ部屋でも直接薬剤がかからないようにすればOKです。
布団のダニですが、ダニは、「熱」に弱いので、バルサンよりも「布団乾燥機」などの熱処理のが効き目があります。
バルサンよりも天日干しの方が多分、よっぽど自然で安全ですよ^^
バルサンの使用後の後始末について心配な方はこちらをどうぞ。
⇒『バルサンの使用後の掃除はどの程度?服や布団も念入りにする?』