桃の節句や端午の節句などのお祝いに「お金」を用意するケースがありますよね。せっかく用意したお祝いのお金なら、できるだけ丁寧に渡したいですよね?
ただ結婚式などのお祝いと違って初節句となると、使う封筒や書き方に迷ってしまいますよね。いろいろは「儀袋」が販売されているので昔からのルール通りには行かないこともちらほら。
そこで今回は、初節句では、「ここは押さえておきたいのし袋の書き方のマナー」をお伝えしますね。
迷う部分は大抵、みんな一緒なので!是非参考にしてみてください。
初節句のお祝いのご祝儀袋の注意点
初節句のお祝いのご祝儀袋は、渡す相手が「子供」ということもあり可愛い商品も沢山でていますよ。
こちらの商品は、初節句用の楽天の売れ筋の祝儀袋です。
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ただ、こういった可愛いお祝いの袋でチェックしておきたいのは
- 何がセットになってるか?
- 金額や住所、名前をかく場所があるか
です。初節句のお祝いを渡すのは、身内かもしくは、親しい間柄ですよね。よほど問題はならないと思いますが、「誰がいくら渡したか」がわからない「祝儀袋」だと、後からもめる可能性があります。
あまり親しくない間柄ならなおさら、形式にそったしっかりとした祝儀袋でお祝いのやりとりをおすすめします。義理とか、義実家とかだとね 。あとから、渡した、もらわないとか、イロイロあるかも(´ε`;)ウーン
相手の距離感を見極めて、祝儀袋を選んだ方がいいかな、と思いますよー。
初節句のご祝儀袋の書き方
基本、購入した祝儀袋を包んでる袋に「書き方」が書いてあります。それに準じればOkです。でも迷う部分があるんですよね。
以下を、目安に判断してくださいね。
ご祝儀袋の書き方 表書きを書くときの注意点
こちらの祝儀袋は、両方ダイソーで購入したものです。昔からある「のし袋」と呼ばれる典型的な様式です。左が印刷で、右は水引がついた短冊がついた祝儀袋です。
まよったら、このタイプの封筒で渡せばOK。ひとまず要件は満たせます。大切なのは、「誰が、いくら、何のお祝いで渡したか」がわかるように書くことです。
上の写真の「御祝」と書いてある部分は「表書き」と呼ばれています。この御祝は何の目的かを示す部分です。初節句の場合は
- 初節句御祝
- 祝初節句
- 御祝
が一般的です。よくご祝儀袋には、「寿」短冊がついてきますが、これは、一般的には「結婚式」などに使われる短冊ですね。受け取る側の方が「マナーを気にしない方」なら、寿でもいいかもしれません。
迷うところですが、私なら、念のため、文字数が一番すくない「御祝」を手書きで書きますね。
その下には「自分の名前」をかきましょう。基本、姓と名前を両方のがベターです。マナー的にはフルネーム推しです。
木村といえば、私のこと。佐藤といえば、あの人のこと。と親族間ではっきりしてる場合は、省略することも度々ありますけどね。
「誰が渡したかがはっきりすること」が目的なので、こちらも臨機応変に判断なさってください。
ご祝儀袋の書き方 中袋を書くときの注意点
初節句に限らず「祝儀袋」の選び方は、金額にみあった祝儀袋にするのがセオリーです。大抵は、包む金額が高額になればなるほど、袋の紙質などがあがっていき、書き方も複雑になります。
もし、祝儀袋に「中袋」がついている祝儀袋を使うのなら、内側の封筒はこのように「お金」と「住所」を書きます。
↓マナー的には「毛筆」で書きます。筆ペンなどが便利ですね。
住所がアパート名などで長くなってしまう場合は、使うペンなどについて疑問は別記事にしました。
さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
⇒『祝儀袋の中袋の書き方 ボールペンでOK?住所が長い時は?金額は横じゃだめ?』
真ん中にデデンと金額を書くので、数千円だと、私の感覚でいくと、ちょっと袋が立派すぎて気恥ずかしい感じがします。
数千円の場合なら、中袋なしの方が楽ですよ。先ほど紹介した「のし袋」の左のタイプなら、中袋ありません。
親戚友人の場合は、金額の相場としては、数千円~1万円のことが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
祝儀袋も可愛いものが沢山販売されています。それだけ需要が多いんですね。かわいい・簡易版の「御祝袋」の場合は、金額も少額ですし、基本「誰が何の目的で渡したか」がわかればOkですよ。
一方、相手との関係によっては「かわいい系」よりも「マナー重視」で御祝のお金を用意しないといけないケースもあります。
こういった場合は、筆ペンの選び方や書き方、表書きの語句などのもキッチリ注意をはらって御祝を用意しましょう。参考になれば幸いです。
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