さつまいもの茹で方の手順を紹介しています。水から丸ごと茹でるときの時間や注意点です。
包丁をつかわず調理をしたい方は参考になさってくださいね!
さつまいもの茹で方 丸ごと水から茹でるときの注意点
さつまいもを丸ごと茹でれば、包丁でカットの手間がはぶけ簡単です。ただし、さつまいもを茹でる時間に注意くださいね。
茹でる時間が短すぎると中が固かったり、逆に茹ですぎると崩れてしまいますよ~。
さつまいもの茹で方 丸ごと水から茹でるときの時間は?
さつまいもを茹でる時間は、
- ・鍋の大きさ
- ・鍋に入れる水の量
- ・さつまいもの量(大きさ)
- ・コンロの火加減
によって差があります。
今回は、アルミとステンレスの2つの鍋をつかって、丸ごと茹でる実験をしました。
さつまいもを丸ごと茹でた手順を時間を合わせて紹介しますので、自分の使いたい鍋と似た方を参考になさってくださいね!
さつまいもの茹で方 手順
今回つかった道具
- ・さつまいも 1本 約200g を2本
- ・ステンレス(ビタクラフト 4L)…蓋あり・アルミ(ティファール 2.7L)…蓋なし
↓さつまいも 1本 約200gを2本つかいました。
さつまいもが大きいと、当然、茹でる時間は長くなります。
1本200gのさつまいもは、比較的こぶりな方です。
↓アルミとステンレスの両方に、水とさつまいもを入れました。
①アルミ鍋は蓋なし、②ステンレス鍋は蓋ありで「茹でる時間」を図ります。両方とも同じ水の量、1.5リットルいれました。
蓋なしで長時間茹でると、水が蒸発するのでヒタヒタよりも若干多めのにしてくださいね。水が蒸発してしまうので、上だけ(?)火がとおらず固いままになってしまいますよ!
↓コンロの火は中火です。
ガス代が汚れていてすみません(-_-;)
火の大きさが見にくいので、赤い線を書きいれました。鍋の底に火が触れる間隔は写真で判断してくださいね。強火だと、さつまいもの外側だけが早く茹でられてしまい、弱火だとじっくり煮えますが、ものすっごい時間がかかるので中火がおすすめです。
↓水から茹で始めて20分。②ステンレス鍋の画像です。
茹で始めて20分までは、どちらの鍋もほぼ変わりがありませんでした。20分経つと、蓋つきの鍋のお湯が「グラグラ」して写真のように沸騰しはじめます。
一方、蓋なしの①アルミ鍋の方が、お湯の中に気泡が出る程度。おそらく、鍋のお湯の温度の上昇が②の方が高いと予想されます。
★その後、水から茹で始めて30分。
一度「竹串」をさつまいもに刺し、茹で具合を確認します。二つの鍋のさつまいもは「すっ」と竹串がささる感覚ではなかったです。
どこかで「止まる」感覚がしたので、引き続き茹でました。
★水から茹で始めて40分。
一度「竹串」をさつまいもに刺し、茹で具合を確認します。②のステンレス鍋のさつまいもは「すっ」と下まで竹串が通る感覚だったのでゆだったと判断し終了。①のアルミ鍋のさつまいもは、そのまま茹でます。
★水から茹ではじめて53分
①のアルミ鍋のさつまいもを「竹串」で指します。先ほど40分のときよりは、すっとしたに刺さる感覚がしたので、ゆだったと判断し終了。
↓出来上がりのさつまいもの断面図です。
さつまいもの内部と、外側では色の違いがありますよね?これが固さの違いになってきます。外側の色の濃いほうが、柔らかく、中の色が薄いほうが固いです。
①のアルミ鍋と、②のステンレス鍋では、さほど違いがありませんでした。竹串でさした感覚が同じくらいでゆでるのを終了したからだと予想します。
↓茹でたさつまいもをつぶしている画像です。
茹で時間が足らないと、ここでうまくつぶせません。つぶす時に「ゴロゴロ」としたさつまいもの塊がのこってしまいます。今回、つぶしてみた感覚としては「もう少し茹でてもよかったかな」と。
今回の結論としては
- ・多少ゴロゴロっと残っていてもいいなら40分~50分程度の茹で時間
- ・さつまいもを、しっかりとつぶしたいのなら60分程度の茹で時間
を目安にしてみてください。
さつまいもの大きさや、水の量、鍋の材質によって火の通り方が違います。40分、50分、60分を目安にして、竹串を通してチェックすると上手にゆであがりますよ~。
抵抗なく「すっ」っと竹串が通る感覚を目安にしてくださいね!
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さつまいもの茹で方 まとめ
いかがでしたでしょうか?
じゃがいもは丸ごと水から茹でるとおいしいと感じましたが、さつまいもはさほど差がない?というのが正直なところです。しかも、60分、ガスを使いっぱなしなのでちょっと長いですよね(;^_^A
包丁を使いたくない、という人は丸ごと茹でるのは便利だと思いますが、下ごしらえが苦でないのなら、輪切り程度にして茹でたほうが早いな、と感じました。参考になれば幸いです。
もし、さつまいもを「そのまま食べる」のならオーブントースターの方が断然美味しく焼けますよ。こちらも是非チャレンジしてみてくださいね!
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