冬から春にかけての花といえば梅ですね。1月は正月飾り、2月は節分、3月はひな祭りと季節のイベントに華を添える折り紙のモチーフです。
梅の花は簡単そうにみえて、花びらを均一に切るのが難しいという声もちらほら。
そこで今回は、梅の花を切り紙で作る時の手順や切り方などを写真付きで公開します。切り紙の場合は「折り紙を折る」段階が重要なので、キッチリ手順をおさえて綺麗な梅をつくりましょう。
綺麗に仕上げる作り方のコツも紹介しています。保育園や幼稚園などの壁面飾りも使えますので、是非チャレンジしてみてくださいね。
梅の花の切り紙 簡単に綺麗に作るコツ
梅の花の作り方のコツは
- 梅の花の折り紙の大きさ
- 梅の花の花びらの均一さ
- 梅の花の折り紙の色
で、出来栄えが左右されますよ。折り紙のサイズの大きさは、15㎝×15㎝の折り紙を1/4サイズに切ったサイズが使いやすいです。
基本、梅の花を「量産」すれば、見栄えもするので多少下手でもバレません(笑)なので、量産でいくっていう手もあります。一般的な折り紙のサイズ15㎝×15㎝で4枚梅の花がつくれるなら、かなりたくさん花がつくれますものね。
もしクオリティーを追求したいのなら、「花びらの均一さ」を重視してください。星や花を作る時に「折り紙の10折り」をベースにします。この十折りは四つ折りや八つ折りと比較すると難しいので、折り方の手順や折り目を付ける位置などマスターしてくださいね。
また、梅の花のベース色は「ピンク」ですが、多少、折り紙の色調を変えた花をつくると綺麗です。濃いピンクと薄いピンクを上手に使い分けてみてくださいね(^^♪
壁面飾りなど大きな場所に張り出すと綺麗に生えますよ!
梅の花の切り紙 切り方や折り紙の折り方
梅の花を切り紙で作る時には、
- 10折りに折る
- 折り紙を梅の花に切る
の2工程があります。それぞれ手順とコツを紹介していきますね。
切り紙 梅 作り方 用意するもの
今回の切り紙の梅を作る時に用意した材料や道具です。
- ・折り紙 ピンク系(15㎝×15㎝)
- ・ハサミ
- ・マジックなど
折り紙は、ダイソーで購入しました。色はピンク系と書きましたが、赤でもいいかもしれませんねー。これをあらかじめ、1/4サイズにカットしておいてください。小さいサイズの折り紙が手元にある方は、そちらを使ってください。
あと、マジックは鉛筆などでも代用できます。書けるものならなんでもOKですよ(^^)/
折り紙10折りの折り方 梅の花を作る場合
まず、梅の花の花びらの形にするために、折り紙の10折りを作ります。
↓10折りの形をつくるため、折り目を付けていきます。
- ①写真のように三角の二つ折りをします。
- ②さらに、縦半分に折り、折り目がついたら写真のように元に戻します。
- ③手前の折り紙をつまみ、頂点を写真の赤丸の部分に持っておき折り目をつけ、元に戻します。
- ④ ③でつけた折り目の部分に折り紙の頂点がくるように折り目を付けます。
↓先ほどつけた折り目を目安に、折り紙を折っていきます。
- ⑤赤い丸の部に接するように、折り紙を外から中に向けております。
- ⑥裏返します。
- ⑦ちょうど三つ折りになるよう、右から左に折ります。
- ⑧反対側から、左から右に向けて折ります。
これで折り紙の10折りの基本の形ができあがりました(^^)/
梅の花 折り紙の切り方(10折り)
↓10折りの折り紙にペンで下書きをします。下の図を参考になさってください。
赤い線に沿って切り取ると梅の花の切り絵ができますよ。コツとしては「切り落としすぎないこと」「できるだけ丸く」です。花びらや花弁など、できるだけ角がなく丸く切ると梅らしい切り絵にしあがります。
下絵をかいたり、内側にハサミをいれるのが難しい時には、花びらの輪郭だけ切っても梅に見えますよ!
↓こんな感じです。折り紙のサイズや、色をを変えてきってみました。赤だとおめでたい正月の梅のイメージ、ピンクだと節分、ひな祭りという印象になりますね(^^♪
★関連記事⇒『折り紙の扇子の作り方 簡単な折り方で綺麗な和風の扇に仕上げるコツ』
まとめ
いかがでしたでしょうか?
10折りは覚えるまでにちょっと難しいですが、慣れると簡単です。あとは、できるだけ丸くなるように花びらを切る、これがコツです。是非、チャレンジしてみてくださいね。
★その他 折り紙の作り方はこちらから!
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