脇汗が多い方だと、お洋服の黄ばみにも悩まされますよね。せっかく買ったお洋服も脇が黄色では台無しです。
そこで今回は、汗じみからできた黄ばみの落とし方について情報をまとめました。洗剤の選び方や注意点、洗濯方法について紹介しています。
脇汗の黄ばみの悩みを持っている方は、チェックしてみてくださいね。
脇汗の黄ばみの落とし方
脇から分泌される汗は、体の中でも特に「タンパク質」を多く含むため「染み」になりやすいです。ですので、通常のお洗濯とは違うやり方で「黄ばみ」を落としていきましょう!
脇汗の黄ばみを落とすときのポイントはズバリ
- 洗剤
- 洗濯方法
です。ネットでいろいろな「黄ばみ」の落とし方の情報がでていますが、強力な洗剤をつかえば黄ばみがおちて問題はなくなるかというとそうでもないんですよ。
黄ばみを落とすとき洗剤や洗濯に注意しないと
- 洗剤が強すぎると色落ちする
- 無理な洗濯方法だと生地が傷む
折角のお洋服がダメージをうけてしまいます。黄ばみの程度(広さ・程度)によって、洗剤や洗濯方法を選んできましょう!
ちなみに
- ・体質的にワキガの黄ばみ
- ・時間が経過したことで浮き出てきた黄ばみ
は、強めの洗浄力の洗剤や洗濯方法でないと落ちにくいです。状況に合わせて、洗剤や洗濯方法を洗濯してくださいね!
脇汗の黄ばみがよく落ちる洗剤は?
では、黄ばみに対して、洗浄力順に洗剤を並べます。
- 弱アルカリ性の固形
- 弱アルカリ性の粉末石鹸
- 弱アルカリ性の液体石鹸
- 中性の液体石鹸
普段、お洋服につかっている洗剤はどれですか?一般的に「液体」より「粉末」の方が、洗浄力が高いといわれています。
基準で考えるのが「弱アルカリ性の粉末の石鹸」です。「アタック」などのシリーズが有名ですね。「弱アルカリ性の粉末の石鹸」をつかっていても、脇の黄ばみが目立つのなら、「ウタマロ」のような弱アルカリ性の固形石鹸で脇の部分だけ、部分洗いをしてください。
お洋服の取り扱い説明タグで「中性」となっているものは「弱アルカリ性」NGです。
いろいろなものを一度で洗濯機で洗いたいと考えると「中性の液体洗剤」をつかってしまいますが、普段から、「弱アルカリ性の粉末石鹸」をつかっていると、汗じみや臭いの防止になりますよ!そもそも、中性洗剤をつかっていて黄ばみができてしまっているのなら、汚れにたいして「洗浄力が低い」洗剤を選んでいることになります。洗剤を変えるか、洗剤を使い分けるかしないと、黄ばみ落としが延々に続きます!
また「ウタマロ」のような固形石鹸でも黄ばみが落ちなかった場合は「漂白剤」をつかってください。
脇汗の黄ばみを落とす漂白剤
漂白剤には2種類あります。洗浄力順に洗剤を並べます。
- 塩素系漂白剤
- 液体酵素系漂白剤
塩素系漂白剤は、字のごとく「真っ白」にする漂白剤です。これは塩素系漂白剤は黄ばみ落としの終手段です。漂白力は強いですが、生地もその分痛みますし、色物につかうと色落ちしてしまいます。
まずは、「ワイドハイター」のような「液体酵素系漂白剤」をつかって、黄ばみの落ち具合をためしてください。酸素系漂白剤で黄ばみが落ちるのに、無理をして塩素系漂白剤をつかう理由はありません。
もし落ちないのであれば、最終手段として、「ハイター」などの「塩素系漂白剤」をつかってくださいね!
正直なところ、「塩素系漂白剤」は、真っ白にしたいものにしか使えないので、使いにくいです。ワイドハイターのような酸素系漂白剤は、普段使いでもお洗濯で使いやすく、ちょっとした「臭いを防止したい」「黄ばみがでないようにしたい」といった予防にも使うことができて重宝しますよ。
脇汗の黄ばみを落とす洗濯方法は?
お洗濯の方法は、それぞれの洗剤の商品によって違いがあります。その中でも「黄ばみ」に対して効果的な洗濯方法をお伝えしますね!
黄ばみを落とす洗濯方法は
- 部分洗い(もみあらい)
- つけ置き洗い
部分洗いは「洗浄力の強い固形石鹸」で脇の部分だけ集中的にモミ洗いをする方法。もみ洗いをした後は、サッと水で流し通常どおり洗濯機であらってください。
それでも落ちない場合は「つけ置き」あらいを試してください。つけ置き洗いは、洗剤+漂白剤でお洋服全体を洗う方法です。つけ置き洗いのほうが、お洋服全体へのダメージが大きいので、つけ置きをする場合には、つけ置きする洗剤やつけ置き時間には注意してくださいね!
弱アルカリ性の粉末石鹸+液体酵素系漂白剤をつかった「黄ばみ」落としです。
- ・洗濯機に定水位(ぬるま湯がベター)
- ・弱アルカリ性の粉末石鹸+液体酵素系漂白剤を洗面器にいれ、別で混ぜておく
- ・混ぜ終わった洗剤を洗濯機にいれる
- ・黄ばみを落としたい服をいれる
- ・30分~1時間くらいつけ置きする
- ・その後普通に洗濯機でお洗濯をする
もし、この方法で黄ばみが落ちなければ「塩素系漂白剤」をつかってつけ置きをしてくださいね!
いずれにせよ、通常とは違う洗い方をしたので、すすぎは念入りに行ってください。すすぎがきれいにされていないと、別のシミの原因になりますよ!
漂白剤を使う前には色落ちをチェック
漂白剤を使う時には、事前に色落ちをしないかチェックをしてください。濃いめの洗剤と漂白剤でサンプル液を少しだけつかいます。色落ちしても目立たない、お洋服の裏の返し部分などに、少しだけつけて様子をみてください。
白い布をちょっとあててこすってみても色うつりしないのなら、おおよそOKです。
まとめ
脇汗の黄ばみの落とし方の一般的な方法を紹介しました。「重曹」をこすりつける、熱湯を使うといった方法もありますが、生地にこすりつけたり熱で無理がかかるので、綿のような丈夫な布でなければ向かないと思います。
ですので、今回紹介した「一般的な脇の黄ばみ落とし」で黄ばみが落ちなかった時には、
- ・より長くつけ置きをする
- ・より強力な洗剤をつかう
- ・より高い温度のお湯・スチームを使い集中的に汚れを落とす
方法をためしてください。ただし、生地が傷むことは必至ですので、ひとまずは、段階をおって黄ばみ落としをしてみてくださいね。
汗染みや臭いが気になる方は⇒『汗に関する悩みの記事まとめ』へどうぞ。記事が一覧できますよ。
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