常に乾燥が気になる私ですが、暖房・冷房の季節だと特につらい。特に目元が悲しいくらいに気になるんです。
加齢とともに、しわができるのは仕方ない、とは思う一方で、不快な顔の乾燥を何とかすれば、小じわくらいなら挽回できるのではないか、と思ったりもします。
できることなら、若さ・美しさを保ちたいというのが全人類の女性の本音ですよね?(とごり押し)
そこで、今回は、目元の乾燥の対策・日常生活の見直しについて情報をまとめましたのでお伝えしたいと思います。「今なら、なんとか挽回できる!」そう思えるうちがスキンケアの取り組み時ですよ~。
目元が乾燥する理由
目元は顔の中でも特に乾燥しやすいです。
理由としては
- 顔の他のパーツとくらべ皮膚が薄い
- アイメイクなどで負荷がかかりやすい
など、があげられます。
がっつりアイラインとか引けば、その分クレンジングでこすってしまいますからね。目元は華やかさを演出するパーツなので、メイクでも力をいれたい部分。でも、その分スキンケアに十分注意しないといけない箇所ともいえます。
また、目の粘膜は、
- 花粉などのアレルギー症状がでやすい場所でもあります。
乾燥だと思っていたら、アレルギー症状という場合もありますので、症状に注意をして「単なる乾燥か」「アレルギー症状か」を見極めてくださいね。
目元の乾燥の症状は?
目元の乾燥の症状は
- 皮がむける
- 小じわ
- くすみ
が出てきます。小じわというとカラスの足跡みたいなものをイメージしますが、よーく目元みてください。ここまで行く前に「キメ」が浮き出てきます。キメが均一だと、ぱっとみて「シワ」だとわかりません。
キメが荒くなってくると、よーく見た時に「ん?シワ・・・かな?」と感じます。自分の目元をシビアにみてください。キメはどうなっていますか?荒くなっていたら、今よりもケアが必要ですよ。
また、目元だけでなく顔全体に
- かゆみ
- 痛み
- ヒリヒリ
といった不快な症状がではじめたら、単なる小じわより乾燥が深刻です。
一方で、目元だけ痛み・不快な症状がでるのは
- 化粧品が合わない
- アレルギー
も考えられます。
特に、目元の色が
- 赤くなっている
時には要注意です。季節的に花粉が多い季節や春にかけて症状がでませんか?ここ数年、「黄砂」がテレビのニュースででていますが、黄砂も目からはいってアレルギー症状がでますよ。
「かゆみ」「赤み」「腫れ」などの症状が出始めたら、念のため皮膚科・美容皮膚科などのクリニックで診察してもらってくださいね。
目元の乾燥を防ぐ対策
目元の皮膚は薄いため「刺激に弱い」のでちょっとしたことでダメージを受けやすいです。ダメージをうけた皮膚は、乾燥しやすいですし、しわにもなりやすい。
ですので、日常生活をトータルで考えて「目元を大切に扱う」対策をしてください。
- 目元にたいしての刺激を少なくし
- 必要以上に皮脂を落とさず
- 必要な潤いを追加し、
- 目元に追加された潤いを守る
この4段階のケアでいきましょう!
目元に対する刺激を少なくする/必要以上に皮脂を落とさない
目元への刺激を少なくするには、ゴシゴシ洗い厳禁。
まずは、
- クレンジング・洗顔方法の見直し
をしてください。
マスカラ・アイシャドウなどがっつりアイメイクしてる方は専用のメイク落としで先に落とすのがベター。
そうでなければ
- ・洗顔の温度
- ・石鹸の泡立ち
洗顔の温度については別記事で詳しく書きました⇒「洗顔の温度は42度でOK?乾燥肌にベターな温度を調べてみた。」この記事では、洗顔のお湯は温度が、高めの方がいいわけではない理由が書いてあります。
また、洗顔するときの泡も大切。泡立ちが細かい程、皮膚や汚れの接触面が増え、綺麗に落とせます。勿論、泡切れもよく、すすぎ残しも少ないので、きっちり泡立てて洗顔をしてくださいね。「洗顔温度を調節し、アワアワ洗顔でそっと撫でるように顔を洗う」これが基本。刺激少なくし、必要以上に皮脂を洗い流すのを防ぎます。
【過去記事】⇒固形石鹸の泡立てのコツは?手やネットでどうやって泡立てるの?
目元に潤いを追加する
汚れをスッキリ、サッパリ落としたら、化粧水をつけるのですが、ここでも付け方をチェックしてください。
肌への潤いを追加する大切な化粧水。きちんと目元に行き届いていますか?
化粧水は
- 手ではなくコットンでつけた方がまんべんなく肌に化粧水が浸透します。
どうしても手で付けると、こぼれないようにササっとつけるので細かなところまでは浸透しずらいです。顔全体の細かな部分にまで、むらなく化粧水を浸透させるために、目元にはコットンをつかって化粧水を入れ込んで(?)くださいね。化粧水の付け方についは、別記事で詳しく書いてしますので、よろしければコチラをどうそ。
【過去記事】⇒化粧水はコットンでつけるべき?手でつけるのとどちらが良いの?
また、化粧水の種類も「保湿成分が高いもの」があります。おすすめなのが
- セラミド
成分がはいっているものです。
健やかな肌の「角層」の中では、何層もの角層細胞が重なっています。そして、角層細胞どうしのすき間を満たし、細胞どうしや水分をつなぎとめているのが、肌の必須成分「セラミド」です。「セラミド」は、肌の奥から生まれてきます。
引用株式会社のHPより引用
簡単にいうと「セラミドがはいってる化粧水だと、肌の中で水分がキープされますよ」ということ。
セラミドにも種類があって、ピンキリです。ピンキリというのは価格もそうなんですが、肌の中のキープ感に違いがあります。私は、花王の擬似セラミドが入っている「キュレル」を利用をしたことありますが、普通の「しっとり」化粧水よりも、肌の内部が柔らかくなり水分が保たれている感覚がありました。利用をしたことはありませんが、おそらく、擬似セラミドよりも、価格・成分的にワンランク上の人セラミドの方がキープ感が高いのではと想像しています。
また、セラミド成分以外だと
- オイル
- クリーム
がオススメですね。油分が少ない肌質の方は、こちらの方が向いてると思います。
有名なところでは、
- ・オリーブオイル(食用じゃないですよ)
- ・ホホバオイル
- ・馬油
ですね。馬油だとソンバーユがとても有名です。
オイルは、ちょっとクセのある商品なので、選ぶときのポイントとしては
- ・べたつき
- ・匂い
取り扱いをチェックしてください。
私はソンバーユつかってましたが、ちょっと匂いが気になりました。馬臭っていうんですかね?
肌馴染みはとてもよかったですよ。独特な匂いがアウトならダメかもしれません。
あとは、私の乾燥肌の肌質的にはオリーブオイルは浸透しずらく、ホホバオイルが「匂い・浸透」ともにGOOD!サラっと化粧水とあわせて使いたいので、とても重宝してつかってました。
また、特に目元の乾燥だけを重点的にしたいのなら、
- アイクリーム
もいいかもしれません。
クリームでも代用できますが、目元専用のクリームだと特別な配合がされているのでより充実したケアができます。成分的にアイクリームはクリームと比べて油分が多めになってます。顔全体にぬると、余分な成分が、ニキビになってしまってはせっかくのケアが台無しになるので、ご注意を!
「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですので、自分の肌質を見極めて調整をしてください。
目元の潤いを守る
目元にいれた潤いを守るのも大切です。「1滴たりとも水分は逃さない!」のつもりで守っていきましょう。
一般的には、先ほどのクリームで十分ですが、乾燥が気になる方は
- ワセリン
をつかってください。
ワセリンを使うポイントは
- 少量
- 手であたため
- 薄ーくのばす
ワセリンには種類がありまして、純度の高い順番で
- ・プロペト
- ・白色ワセリン
- ・ヴァセリン
があります。呼びかたは違いますが、全部「ワセリン」の種類です。
プロペトは、不純物が取り除かれており、ワセリンの中では取り扱いしやすい方です。
使った時に、比較的ワセリンの中でも、テカリが少なく、チューブで市販されているので、利用するときにも衛生的です。
一方で、ヴァセリンと呼ばれるものは、テカリがあって石油臭がしますね。使用感としてはコッテリって感じ。守ってくれる感は一番感じます。その中間が、白色ワセリンだと思ってください。
乾燥が気になる部分に、そっと薄くつけると、
- ・乾燥
- ・寒さや風などの刺激
から肌を守ってくれますよ。
また、ネットでは
- ・リップクリーム
- ・オロナイン
- ・ハンドクリーム
などを顔につけて乾燥対策にする情報がでてますが、個人的にはあまりお勧めしません。
商品ごとに違いはあありますが、リップ・オロナイン・ハンドクリームの元になっているのはワセリンです。
そこに殺菌作用であったり、血行促進であったり、何かを改善する要素を調合してあるのですから、ワザワザそれを乾燥のために顔に塗る必要もないのではないかな?と感じます。商品によっては、顔に塗らない方がいい物が混じってるかもしれませんからね。
あれもこれも、化粧ポーチに入らないのであれば、ワセリンを優先するのをおすすめします。リップやハンドクリームをワセリンの代わりにして顔にぬるよりは、べたつきますが、ハンドクリームのやリップの代用としてワセリンを使えば乾燥は防いでくれますよ。
★関連記事→『目の周りがヒリヒリする原因は?目元の赤みやかゆみは乾燥だけが原因じゃない?』
まとめ
どうしても目元は皮膚が薄いので衰えが早いです。乾燥や紫外線、アイメイクなどの影響で刺激も受けやすい場所。
一方で、目元が華やかでハリがあれば、若々しいイメージを保てます。日常生活での何気ない行動で、目元にダメージを与えることも多いです.
肌の衰えを感じ始めたら、小さなことでも注意して張りのある肌を保ってくださいね。
乾燥に関する記事が一覧できるのはこちら。
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