大きくて重いマットレス。劣化しても処分しにくい家具の1つです。
処分しにくいからといって部屋に置いておくわけにもいきません。かなりのスペースを取りますものね。
そこで、我が家がマットレス処分するにあたり、調べた処分方法と、そこにまつわる疑問・メリット・デメリットをまとめました。
まず主な処分方法は以下とおり。
- 1.不用品引き取り(買取)
- 2.新規マットレスとひきかえに引き取り(無料・有料)
- 3.市町村の粗大ごみ
- 4.自分で解体
では、処分方法別に説明しますね。
1.不用品引き取り(買取)
民間の業者さんに引き取り(買取)を依頼します。
処分したいマットレスの状態がよければ買取の業者さんやリサイクル業者さんに査定をお願いできますし、そうでなければ処分の業者さんになりますね。
メリット
自宅まで引き取りにきてくれる業者さんを選べば、廃棄の手間や労力が省ける。
引越しをする場合、依頼をした引越し業者が不用品の引き取りサービスをしてくれる場合があります。他に処分する家具があれば、処分や買取の交渉がしやすいので、引越しの見積もりを取る時に確認してみましょう。
デメリット
民間の業者を自分で探さなければいけない。
※信頼できる引き取り業者を探すのは難しいです。
また、引き取り業者の出張対象のエリア、引き取り対応エリアが、ご自分のお住まい地域と対応してるかも重要なポイントです。
注意点
いざ引き取る段階で、買取どころか、想定外の料金の支払を要求されるトラブルがあるようです。
引き取り(買取)を依頼する場合、事前に引き取り料金や出張代など確認しましょう。
2.新規マットレス購入と引き換えに引き取り(有料・無料)
実店舗だけではなく、ネット通販で商品を購入しても、引き取りに応じてくれます。
- 【参考URL】
- ディノス
- ・https://www.dinos.co.jp/special/fur/hikitori/
- 無印良品
- ・https://www.muji.net/mt/contact/guide/accompanying_info/014441.html
普通に家具屋さんで購入すると、無料で引き取りに応じてくれる場合もあれば、引き取り料金が必要な場合があります。その店ごとに対応は違います。
交渉の余地があれば、引き取り可能か、もし可能であれば料金はいくらか、購入を決める前に確認をしてください。
メリット
新規購入と同時に、引き取りをしてくれるので、処分場への持ち込みなど労力がかからない。
デメリット
あくまで新規商品を購入と引き換え。購入が条件になりますので、処分だけしたいケースは、この処分方法は無理ですね。
また、引取り条件は、購入商品と同数量もしくは同容量のケースが多いようです。
こういうケースは購入商品と同数量ではありませんのでご注意を。
「1個マットレスを購入したから、2個マットレス引き取ってくれ」
「シングルマットレス1つ買うから、ダブルのマットレス1つを引き取ってくれ」
3.粗大ごみとして市町村に引き取ってもらう
この方法は地域によって差がありますのでいくつか確認が必要です。
確認するのは2つ。処分料金と処分場までの持ち込みを誰がするかです。
代表的な都市で、マットレスの処分代金は以下の通りです。
横浜市 2,200円
名古屋市1,000円
大阪市1,000円
リンク 先:横浜市、名古屋市、大阪市のホームページ 2017年5月時点
メリット
地域によっては、労力が少なく費用が安くすませられる。処分が確実で安心。
デメリット
処分場までの持ち込みが各家庭で行う場合は、かなりの負担。大きなマットレスを車に積んで処分場まで運ばなければいけません。そもそも、マットレスを車に乗せられるのか?という問題もあります。
また、各ご家庭の家の前まで取りに来てくれる個別回収であっても、賃貸物件の上階の場合は、部屋から屋外まで持ち出すのが一苦労。
さらには、引き取り自体をしてくれない地域もあります。
処分料金が安く確実ではありますが、お住まいの地域によって、かなり差でます。
ちなみに、真美の実家は、自分で処分場に持ち込みさえすれば、無料で引き取りしてくれる地域でした。
4.自分で解体
スプリングマットレスは自分で解体が可能です。布は可燃、スプリングは不燃でゴミ処理できます。
メリット
ほぼ費用がかからない。
解体をする道具がなければ、購入しなければいけません。最低でも、スプリングを切断するニッパーやハサミが必要です。
デメリット
労力がかかる。スプリングを解体する鋼鉄用のニッパーや、解体場所がない場合は現実的ではないのかな、と感じます。
参考に解体の動画がありましたので、アップしますね。
大人の男性が二人がかりで解体しています。
ご家族の協力が得られ、解体スペースが確保できるご家庭なら可能かもしれません。
解体してしまってから、途中でやめることはなかなかむつかしそうです。
解体をやりきる覚悟があればチャレンジしてみてもいいかもしれません。
まとめ
以上、マットレス処分の方法についてメリット・デメリットをまとめました。
我が家の場合は、迷いに迷い2.新規購入と引き換えに引き取りしてもらいました。
粗大ごみで出すには、自分たちだけで自宅からマットレスを出せなかったからです。
民間の業者さんも近くになく、ましてや、自分たちで解体できるスペースも確保できない。消去法で、「2.新規マットレス購入と引き換えに引き取り」となったわけですが、これがなかなかスムーズには進みませんでした。
マットレスを買い替えたいと何店舗か回りましたが、マットレスを購入するときの条件として、引き取りを快諾をしてくれるお店がなかったのです。
各ご家庭のご事情、お住まいの地域の状況によって、ベストな処分方法は異なりますので、参考にしていただければ幸いです。
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