エアコンで部屋干しに使う時に気になるのが「電気代」ですよね。長雨が続くと、洗濯物の乾きもよくないので、ついついエアコンに頼りがち。
長くつかえば、その分電気代も気になります。
そこで、今回は、エアコンを部屋干しで使った時の電気代はどれくらいかを紹介します。設定で違いはあるか、具体的な計算方法なども解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみて下さいね。
部屋干しでエアコンは電気代はいくら?
部屋干しでエアコンをつかった時の電気代は、「どの機能をつかったか」によって違いがありますよ。
エアコンの機能では
- ・冷房
- ・暖房
- ・除湿
が基本です。
これに、「衣類乾燥」「部屋干し機能」など、各メーカーで+アルファの機能をつけており、どのエアコンモードをつかうかによって電気代が変わってきます。
除湿には
・冷暖房除湿
・再熱除湿
のタイプが2つあります。
「部屋の湿度だけを下げる」だけなのか、それとも「湿度を下げつつ室内の温度を上げる機能があるのか」の違いがあります。
この二つの機能を、屋内外の温度や湿度を自動で判断し、切り替えていくのが「衣類乾燥」だったり、「部屋干し機能」だったりしますよ。
ちなみに、同一機種のエアコンの機能を電気代比較すると以下の順番が、電気代がかからない順です。
- 弱冷房除湿
- 冷房
- 再熱除湿
- 暖房
参考:エネチェンジより:エアコンは冷房よりも除湿のほうが電気代が高くなるって本当!?
湿度だけを取り除くのが一番電気代がかからず、温度を高くする機能が加わると、より電気代がかかると考えてくださいね。
エアコンを部屋干しでつかった時の電気代の計算
おおよその電気代の計算方法を紹介しますね^^
電気代の計算の方法
- ①電力量(Wh)を計算する
- 消費電力(W)×時間(h)=電力量(Wh)
- ②電力量(Wh)の単位をKwhに変更をする
- Wh÷1000=Kwh
電気代の基本は、1Kwhを基本に考えてくださいね。
1kWhの電気代の単価は、各家庭の契約によって違いがありますが、ひとまず、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会(平成26年4月28日に発表)の規定の「27円/kWh」を使って計算します。
↓こちらが我が家のエアコンです。すでに単位が(Kwh)になっています。起動時が一番電力がかかるので、起動時の消費電力をベースに考えます。
あたりの電気代の計算は、
大体、1時間つかって44円だと考えてください。ただ、起動時に一番電力がかかるので、ほとんどの場合はこれよりも安くなることが多いです。多めに見積もっての電気代の目安・計算方法だと考えてください^^
同じように計算すれば、自宅のエアコンの電気代は計算できますよ。
部屋干しで節約するには?
エアコンの電気代がかかっても「衣類乾燥」や「部屋干し機能」は優秀なので、洗濯物の乾きが早いです。
エアコンの電気代を節約するために「冷房」ばかりを使っていると、乾くのに時間がかかり、その分「電気代がかかってしまう」こともあるので、要注意です。
もし、電気代を節約したいのなら、
- ・洗濯物の干し方を工夫する
- ・扇風機やサーキュレーターなどを使い補助をする
をすると、乾きが早くなりますよ。
もともと備え付けられているエアコンのモードなら、電気代を気にせずサッとつかってしまった方が、逆に短い時間で洗濯物が乾き、逆に電気代も節約になるかもしれません^^
電気代以外にも、エアコンのモードには、それぞれメリット・デメリットがあります。使い分けに関しては、こちらの記事を参考にしてみてくださいね^^
⇒『部屋干しでエアコンを使うなら 除湿と冷房とどっちが早く乾く?』
まとめ
エアコンは冷房・暖房だけでなく、いろいろな機能がついて便利になってきています。部屋干し機能を使えば、早く乾かせて、生乾きの臭いもつきにくい、などメリットも多いですよ。
ただ、使いこなせないと
「ドライをつかっても洗濯物が乾かない」「衣類乾燥モードでも乾きが悪い」といった悩みがでてきてしまうことも・・・・
多機能なモードを使う時には、「機能を最大限に発揮する」条件があるんですよ。こちらの記事では注意点をまとめました。気になる方はご一読ください^^