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昴(スバル)の意味の解説。名前に使われる理由を調べてみた。

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「星といえばすばる」というくらい、冬の星空で美しく輝く星ですね。

 

 

 

昴は人の名前や、歌の題名になど、いろいろと使われています。何を表していて、どんな意味があるのかを調べてみましたので情報をシェアしたいと思います。

 

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昴は何を意味しているのか?

昴(読み方は:スバル)は、星の名前でも、星座の名前でもありません。昴はプレアデス星団という星の集まりです。ちょっとピンとこないと思いますので、もう少し詳しく説明しますね。

 

昴は星座ではなく星団

星の集まりというと「星座」を思い出しますが、星座と星団は大きく違います。

 

  • 星団

星(恒星)の集団です。今回、話題にでてる昴がそうですね。星団を形作っている星たちは、それぞれが遠く離れていません。

近くの星の集まりなので、昴は「星団」です。

 

 

  • 星座

地球から星を見た時に、見た目的な配置をもとに、動物や人に見立てて名前をつけたものです。地球との距離が近い星であろうと、遠い星であろうと関係ありません。

 

 

例えば冬の星座の代表格のオリオン座。

 

この星座を形作る星がいくつかありますね。星と地球との距離は、それぞれ違いますが、一つの星座としています。これが、星座と星団との大きな違いです。

 

プレデアス星団を「すばる(統ばる)」と呼ぶのは何故?

 

プレデアス星団を、日本では何故「すばる」と呼ぶかをしらべました。星団は、星が密集しているのが特徴的です。そこから、言葉が転じて「すばる」となったようです。

「すばる(統ばる)」または「すまる(統まる)」という言葉は元来他動詞「すべる(統べる)」に対する自動詞形であり、「統一されている」「一つに集まっている」という意味をもつ。

 

引用:wikipedea プレアデス星団より

 

「すばる」の成り立ちとしては

 

「星の集まり⇒星がまとまっている⇒統一されている(すべる)⇒すばる⇒漢字をあてて昴」

 

といった具合ですね。ちょっと最後の展開は厳しい感じがするのですが(笑)、昔の言葉の使い方ではスタンダードだったのでしょう。

 
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昴は、なぜ意味で名前に使われるのか

昴(すばる)は、「プレデアス星団」の特徴や、言葉の成り立ちから、人の名前に使われています。

 

 

昴は、青く美しく輝く星の集団。統べる(統一する)といった言葉の成り立ちから、下記の思いを込めて「昴(すばる)」と名前をつける方が多いようです。

  • ・光り輝く人生
  • ・人を統べる(まとめる・リーダーシップ)

 

寒昴(かんすばる)の意味からも名前がつけられる

寒昴(かんすばる)という冬の季語があります。極寒の澄み切った夜空に、光り輝く美しい星の姿を想像させる季語です。

 

 

「昴」という名前の方は、冬生まれの方が多いのかなと調べてみたら、そうでもありませんでした。

 

おそらく、寒昴(かんすばる)の季語から想像される「冬=寒さ=厳しさ=困難」といったイメージをから、「困難の中でも、ひときわ光り輝いてほしい」という気持ちが込められているのでは?と想像します。

 

すばる・昴の名前を持つ有名人

「すばる・昴」という名前の有名人・著名人といえば、下記の二人が有名です。

 

  • 渋谷 すばる・・・日本の歌手、俳優であり、関ジャニ∞のボーカリスト、ギタリスト
  • 木村 昴 ・・・日本の声優、俳優、タレント、ナレーター、モデル、歌手

 

 

昴という漢字は人名漢字として登録されたのが1990年代だったため、ひらがなでのお名前の方もいらっしゃいますね。

 

スバルの星の意味も「昴(統べる)」

 

また有名な企業では株式会社スバルがあります。もともと、富士重工株式会社でしたが、2017年4月1日に社名変更をして株式会社スバルになりました。富士重工業は超有名な企業だったので、社名変更するってスゴイことだと思います。

 

富士重工の自働車のブランド「スバル」と、富士重工イメージが一致しない人が多かったそうです。

 

 

「え?スバルって富士重が作ってるの?」

 

 

ブランドが先行してしまったかもしれません。社名変更に伴い、ロゴも変更になりました。星のすばるそのもののロゴですよ。スバルの星の数は勿論6つ。わかりやすいですね。

 

昴を夜空で観る方法

そこまできれいなら、「実際に昴をみてみたいな~」という方に、昴を空で観る方法をお伝えします。

 

 

昴は、春の終わりから夏の初めまでの二か月間は見えません。

逆にいうと、その時期をさければ昴を空でみることができます。

 

 

昴を夜空で時間的にも位置的にもわかりやすく見ることができるのは「冬至」です。

  • 昴が南中(真南にくる)する時刻は21:30~22:00

 

 

 

オリオン座の右上をずっとたどってくと、昴が見えます。といっても、肉眼で見えるのは6つ程度です。視力の弱い人だと、ちょっと厳しいかもしれません。

 

 

街の明かりで星がみにくい都会よりも、まっくらで空気が澄み渡っている郊外の方が比較的見やすいといわれてますよ。双眼鏡や望遠鏡などがあれば、よりきれいに見えます。肉眼では星の数は6つほどですが、望遠鏡で見ると、100個以上の星が観察できます。

 

 

残念ながら、オリオン座はわかりましたが、私には昴は、うっすらとしか見えませんでした。目がわるいからですかね。

 

★関連記事⇒『コッペパンの語源と由来!懐かしいレトロなパンは外国からきた?!』

まとめ

かの有名な清少納言も「星はすばる」というくらい美しい星の代名詞の昴。

 

 

単に、きれいな星だな、というだけでなく、そこに込められた言葉の意味を知り、なるほどなーと感心しました。これだけ人を引き付ける昴だからこそ、人の名前、社名に使われるもの納得です。

 

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