「顔のしわが気になる場所はどこ?」と言われたら、数年前の私なら迷わず「目元」をあげました。
でも、今は違います。目元よりもずっと気になる場所があります。それは「口元」です。口元は全体の印象を左右する重要な場所なんですよ。
マスクばかりしてると、マスクの下で着々と老化が進行しています。私はそうでした。ふとした時に目にした自分のだらしない口元が気になって仕方ない。
「目元は気にしてたけど、口元は完全にノーマークだった!絶対、絶対ブルドック顔にはなりたくない」
私と同じ気持ちの方に向け、口元のしわ情報をあつめましたのでシェアしたいと思います。
口元のしわには種類があるの?
口元のしわにも種類があって、それぞれ、できる場所が違います。
- 口の上
- 口の横
- 口の下
口の上は、梅干しを食べた時の「すっぱい顔」のときにできる「梅干しシワ」と呼ばれるしわですね。お菓子「カラムーチョ」のおばあさんの口元みたいなしわです。
あとは、口の横。「ほうれい線」と呼ばれるしわ。鼻の横から口元の横に深いしわができてきます。ある日「うっすら」できてる線が「クッキリ」できている線に感じ始める時がきます。その時から「しかたない」という気持ちから「なんとかならないか?」という悩みの種に転じることが多いケースです。
残るは口の下の線。あまりピンときませんが、「マリオネットライン」と呼ばれるシワです。腹話術の人形って、おしゃべりするときに口がパカパカあきますよね?
写真はっていて、嫌になってきましたが、こんな感じの線だと思ってください・・・
口元のしわの原因は?
口元のしわの原因は、大きくわけるとこの4つ。
- 口元の矯正など
- 乾燥
- 筋力の低下
- 体重増加
しわの種類によって原因のウェイトが違います。
歯列矯正による「梅干しシワ」が一番やっかいですよね。このしわは、歯並びを矯正したり、逆に入れ歯にするとできるケースがあります。口元を矯正すると、どうしても口元にしわ寄せがきちゃうので、どうしても仕方ないですね。口元を美しくするために歯列矯正をおこなった結果、梅干しばあさんでは洒落になりません。
ある程度の年齢になってから、口元を美しくする場合、「口元」に一度ドクターに相談した方がいいかもしれません。特に30代以降に歯列矯正を行うと、口元にシワがよる方がいらっしゃるようです。審美目的で口元を触る時には、リスクを十分に説明をうけてから決断してくださいね。
「ほうれい線」「マリオネットライン」こちらは、うっすらレベルなら「乾燥」。クッキリレベルなら「筋力の低下(加齢)」が主な原因ですね。元々「ほうれい線」は、顔のパーツの境目でもあるので、しわができやすい場所ではありますが、重力にしたがって、ジリジリと下に落ちてきます。
あと、肉が顔につくタイプは要注意。「体重増加」もブル顔に影響します。女性は、ホルモンバランスの変化で、ある一定の年齢になると「太りやすく」なる時がきます。同じ量を食べていても、同じ生活をしていても太るんですよ!これ、本当です。勿論、年齢にともなって代謝が落ちるからというのもありますけどね。
若いうちは、顔に肉がつきはじめると、パーンと「丸い」感じになりますが、年を取るとついた肉(?)はハリにならず、重力とともに下に落ちてしまいます。
頬の肉は増えるけど、支える筋肉は低下していく。
悲しい現実ではありますが、気を取り直して(笑)、原因別に対応をしていきましょう。
口元のしわの対策は?
口元のしわの対策は
- スキンケア
- トレーニング
- レーザー
レーザーは「整形」の範疇になりますね。確かにシワに対して即効性はありますが、
- ・顔にメスをいれることに抵抗がないわけじゃない
・お財布の都合
がありますので、だれでも簡単にできるわけではないです。なので、今回はちょっと説明を省きますね。
口元のしわ対策としてのスキンケア
まず、口元のしわ対策としてスキンケア。予防・現状維持の位置づけですね。主に「乾燥対策」がメインになります。
今利用をしてる化粧品を「さっぱり」ラインから、「しっとり」ラインにチェンジも立派な対策ですが、成分にこだわってみてもいいかも。
- ・セラミド
- ・ヒアルロン酸
などは保湿成分として有名ですね。特に「セラミド」は注目されてる成分ですよ。
あとは、
- ・ワセリン
- ・馬油
などで、入れ込んだ化粧水をカバーするのも有効です。
顔の乾燥対策は、語り始めると長くなるので、別で詳しく記事をかきました。こちらをどうぞ(^^♪「うっすら」から「くっきり」にいかせない方法が書いてあります!
【過去記事】⇒顔がカサカサしてつらい!誰でもできる原因別の対策を紹介します。
あと口元のしわ(たるみ)に効き目があるのが、なんといっても「トレーニング」。私が20年近く前からつかっている本はこれです。もしよろしければ参考に。
▼▼顔の筋力を鍛える方法が書いてあります。
本どうり「フェイササイズ」すると「顔」がほぐれた感じがします。鏡を見ながらやると効果がよりアップしますよ。覚えてしまえば、いつでもどこでもできますよ。
余談ですが、以前、私は車通勤していましたが、通勤途中の車の中で「フェイササイズ」をしてました。信号待ち時間をつかえば、時間が有効だと思ってました。が、地元だと知り合いと車ですれ違うんですよね。
会社の先輩に「車ですれ違ったよね」と言われたときにはハラハラものでした。
ですので、変な顔をすると時には十分に気をつけてくださいませ。
口元のしわを防止するペットボトルトレーニング
参考になる動画がありました。
【動画再生時間:4分40秒】トレーニングは開始してから3分くらいまでです。
この動画は口元のしわ対策以外にも
- 無意識に口元があいてしまう
- 口呼吸をなんとかしたい
方にも効き目があります。
ペットボトルトレーニングで用意するものは、
- ペットボトル(2リットル素材は硬いもの)
500mlや柔らかいものでもOK!
その代り口元への筋力の負荷は少なくなります。
動画を再生する時間がない方へ、内容を詳しく説明しますと
- ・唇をすぼめて「ホ」の字にする
- ・息を吐く、同時にお尻の穴をしめる
- ・ペットボトルの口を「唇」でくわえる
- ・ペットボトルの中身の空気を吸い込む
すっごく簡単ですよね♪動画の女性は「ストレス発散にもいいですよ!」といってますが、まさにその通り同感です。難しいこと考えなくてもよくて、手軽なのが魅力ですね。
捨てる時にペットボトルつぶさなくてよくなるのも手間なくなっていいかもしれません(笑)
まとめ
年を取ると、身体の衰えは仕方ないとはいえ、口元の衰え(しわ・たるみ)を受け入れるのはかなり勇気がいります。
口元のシワが気になり始めたら
- ・乾燥対策
- ・トレーニング
あとは、体重増加ぎみならダイエット。シワが「うっすら」から「くっきり」になる前に早期に食い止めましょう!
トレーニングと聞くと、面倒な感じもしますが「口元のシワを1ミリも深くしたくない」と感じていれば、鏡をみるたびトレーニングのことが頭をよぎります。そうすると無意識に顔を動かすので、結果つづいたりするものですよ。
覚えておいて損はありません。
乾燥に関する記事が一覧できるのはこちら。
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