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一人暮らしの世帯主 扶養控除や年末調整には誰を書く?

税金や各種申込の関係書類を記入する時、「世帯主」を誰の名前を書くか迷いますよね。

 

 

一人暮らしと言っても「社会人」「大学生」などいろいろなケースがあります。

 

 

今回は、一人暮らしの場合「世帯主」欄には本人の名前をかくかどうかや、税金関係の書類で「世帯主」がどのように関係してくるかを調べた結果をまとめました。扶養控除や年末調整が気になる方への情報も紹介しています。

 

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一人暮らしの世帯主は住民票で判断する

一人暮らしの場合、「世帯主の欄」に書く名前ですが、本人の名前を書く場合と、親の名前を書く場合があります

 

 

その違いですが、考え方は以下の通りになります。

  • 新住所へ住民票を移した…「本人」
  • 新住所へ住民票を移していない…「親」

 

 

ちょっと税金の関係の話に行く前に、基本的な「世帯」の考え方をおさらいします。今後、「お金」「税金」「保険」の関係で重要になってくる考え方なので知っておいてくださいね。

世帯主の意味は?

 

そもそも「世帯主」ですが、Wikipediaでは以下のように説明されています。

ひとつの家族として、独立して生活を営んでいる人々の集まり

HP:Wikipedia「世帯主」

 

簡単にいうと、同じ家に住んでいて、お財布が1つのグループ=「世帯」ということです。

 

例えば、お父さん、お母さん、おばあちゃん、子供が同居していた場合、一つのグループ=世帯と考えます。一緒に生活をしていると「電気代」「ガス代」などのライフラインを共同で使っていますからね。お父さんがメインで収入を得て、その他の人たちを「扶養」にいれるというイメージです。

 

ですので、転居した時には「住民票」を移すのが原則です。これはグループ(世帯)が別れるからです。「同じ住まいでないなら、お財布もわかれるよね?」という考え方です

 

原則の考え方は「住まいが別れたらお財布も別。住民票もわける」のですが、実際はそうでもないケースが多いです。住民票を分けることでのデメリットもあるからです。

 

住民票を移さないとどうなるの?デメリット結構あるって知ってた?

 

 

転居した時に「住民票」を移さなくてもいいケースもあります。

  • 生活のメインがもともとの住所にある場合
  • 近々に戻ってくる場合など

 

このケースは例外として「住民票を移していない=別の住所であってもほぼ世帯が同じ」と考えます。仕送りを生活してる大学生の一人暮らしのケースが多いですね!

 

一人暮らしで世帯主になると税金はどうなるの?

一人暮らしで住民票を移すと、基本世帯主は「本人」になるのですが。世帯主になると何か税金が関わってくるのではないか?と心配になりますよね。

 

結論からいいますと、世帯主になったことで、所得税や住民税などの税金の金額はかわりません

 

 

これらの税金は「収入」に関係するからです。「あなた」が一人暮らしか、どうかに関わらず「アルバイト・社会人」で収入がある場合、収入をえた本人が、金額に応じて税金を支払うことになります。あなたが世帯主かどうかは、直接関係ありません。

 

世帯主に関係する税金は?

ただし、例外があります。あなたではなく「元々の世帯主(親)」の税金が変わってきます。

 

 

世帯主は、その世帯の収入のメインになるケースが多いです。

 

ですので、扶養(経済的に面倒をみている)人数に応じて税金を安くできる「控除」の手続きをしているんですよ。これを「扶養控除」と呼びます。

 

 

あなたの収入が一定以上だと、扶養控除ができなくなります。結果、「世帯主(親)」の税金が増えます。アルバイトでがっつり稼ごうとしてる場合は、家族ときっちり相談してくださいね。

 

一人暮らしで世帯主の扶養控除を受ける条件は?

世帯主(親)が扶養控除を受けるには、一定収入以内におさえなければいけません。この場合、扶養控除をうけるメリットは「元々の世帯主(親)」にあります。

 

金額の目安は「103万円」この場合、交通費は含みません。

 

世帯主の扶養にはいるメリット

扶養控除は「世帯主側」のメリットです。ですが、収入をおさえるメリットは「あなた」にもあります。あなたが住民票を、新しい住所に移したか、移していないか、は関係ありません。

 

収入をおさえ「元々の世帯主(親)」の「扶養に入るかどうか」という考え方です「元々の世帯主(親)」の扶養内でいるメリットは以下のとおりです。

 

  • 社会保険料の支払い(親が社会保険加入の場合)
  • 所得税/住民税の支払い

 

これらを支払わなくてもすみます。別で住居をかまえて、あなたが世帯主になったとしても、実質「世帯主(親)」が生活を面倒をみている範疇だから、支払わなくてもよいという考え方ですね。

 

 

逆にいうと、あなたの収入が高くなると、例え学生であっても、アルバイトであっても自分で税金や保険料の支払いをしなくてはいけません。

 

社会保険料に関する「扶養」の定義は103万円ではないのでご注意ください。世帯主(親)が加入している社会保険の組合により異なりますので、もし詳しく知りたい方は、会社の人事・労務担当の方に確認くださいね。一般的に、130万円/年間 交通費込のケースが多いですよ。

 

 
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一人暮らしの世帯主の書き方(年末調整)

では、どれくらいの期間、金額をいくらに抑えるのが気になりますね。基本的な考え方は以下の通りです。

 

  • 期間:1月1日~12月31日(1年間)
  • 金額:103万円以下

 

あなたの状況や「元々の世帯主(親)」の状況を把握するのが「年末調整」です。

 

 

具体的に今回関係する書類は「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」ですね。同じ職場・アルバイト先の場合は、年末調整の手続きと同時に、来年度の書類を渡されることもありますよ。

 

右上の世帯主の部分と続柄の部分を記入してくださいね。

  • 世帯主の部分:自分の名前 OR 親の名前
  • 続柄:本人 OR 子

 

続柄は、世帯主からみた、あなたとの関係をかいてください。

長男、長女、次男、次女といった表現でもOKと思います。(経験則です。注意をうけたことはありません。でも、「子」と書いた方が望ましいという意見もネットでは多いですね)

 

 

まとめ

世帯主と税金の関係は、ややこしいです。色々と、説明しましたが、103万円/年間(1/1~12/31)収入がなければ深く考えず、世帯主は以下の通りと考えればOK!

 

  • ・住民票を移した…「本人」
  • ・住民票を移していない…「親」

 

もし103万円/年間より収入がある場合には、税金や保険料の支払いや手続きがあることを覚えておきましょう。仕送りを受けならが、アルバイトで頑張っている大学生の方は気を付けてくださいね。

 

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