部屋干しで洗濯物が乾かないときに、活躍して欲しい家電は「エアコン」ですよね。特に、ドライは使いこなしたい機能です。
ただ、実際につかってみると「ドライ機能が思ったよりも機能していない?」とか、「洗濯物が乾かない」といった悩みの声も。
そこで今回は、ドライ機能をつかっても部屋干しの洗濯物が乾かない理由と合わせて、対処法を紹介します。
体験談を踏まえてドライの使い方などを紹介しています。なかなか乾かない洗濯物に悩んでいる方は是非チェックしてみて下さいね。
エアコンのドライをつかっても洗濯物が乾かない理由
エアコンのドライをつかって、部屋干しをしてもなかなか乾かないことがあります。
洗濯物が乾かない原因は、
- エアコンの性能
- 部屋の環境
- 洗濯物の量
が大きく影響しています。
適切な環境では、エアコンの除湿機能を使えば数時間で洗濯物は乾きますよ。
エアコンのドライ・除湿機能をつかっても、こんな環境だと洗濯物は乾きにくいです。
- ・換気扇などを常時回している部屋
- ・人の出入りが頻繁
- ・大きな水槽などがある部屋
- ・部屋が広い
- ・部屋干しの洗濯物が大量
- ・エアコンのパワーが小さい
梅雨など外の湿気が多い時期だと、どうしても部屋に入り込みます。季節的に湿気が多い時期なら、外と空気の流れがない部屋の方が効率よく乾かせます。
リビングやキッチンなどのLDKタイプの部屋だと、換気扇が回っていたり人の出入りが頻繁だったりするので不向きかもしれません。熱帯魚などの大きな水槽などがあるのも影響しますよ。
また、エアコンの機能的に、部屋の広さ×エアコンのパワー×部屋干しの洗濯物の量のバランスもポイントです。大きな部屋で、大量の洗濯物だと、かなりのエアコンのパワーが必要です (´ε`;)
エアコンのドライの使い方
部屋干しでドライを上手に活用するために使い方を工夫しましょう。
まず、洗濯物を乾かすために部屋を
- ・比較的小さな間取りの部屋
- ・換気扇などがなく部屋を締め切りができる
といった、部屋を選んで下さい。
また、
- ・扇風機などで風の流れをつくり補助をする
- ・適度な空間が作れるほどの洗濯物の量
といった使い方の工夫も大切です。
ただ、こういった工夫をしたとしても、なかなかドライ機能が働きにくいケースがあります。各メーカーで仕様の違いがありますが、「温度」で「ドライ」や「除湿」が機能が、「効きやすい」「効きにくい」「効かない」ことがありますよ。
★温度や温度設定などの詳細設定はこちらに書きましたので、興味のある方はどうぞ。
エアコンのドライをつかっても洗濯物が乾かない時の対処 我が家の場合
我が家のエアコンのパワーだと4時間程度で理論上は乾くはずなのですが、
- ・リビングで使用⇒料理をするので水をつかう
- ・換気扇を回しっぱなし⇒外から水を含んだ空気がはいってくる
- ・リビングなので人の出入りが激しい
- ・10畳以上の部屋
という条件でつかっているので、実際4時間で乾いた試しがありません。
条件を変えて別の部屋でエアコンの衣類乾燥(ドライ)を試してみたところ
- ・6畳の部屋で除湿を利用する
- ・人の出入りを少なくし、締め切る
リビングで除湿機能をつかったときよりも乾きました。でも、カラっとは乾きません。
寝室を利用したのですが、ベッドや布団、押入れに含まれている水分が影響したようで、こちらも思ったように除湿の機能が発揮されなかったようです。
しかも北側の部屋でしたしね。
以上の失敗の経験から、
- 部屋自体、湿気のこもらない部屋で使う
- 部屋干しする洗濯物の量をほどほどにする。
- 洗濯物の間に隙間をあけ、風の通り道をつくる
- 部屋を締め切る
を試してみたところ、時間も短く乾きもよくなりましたよ。思ったよりも時間がかかるな、と感じた時には試してみて下さいね^^
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
どうしても「乾燥機」のようにからっとした乾き具合を期待しますが、湿気が高い季節だとなかなかそうはいきません。
エアコンの「ドライ」「衣類乾燥」などの機能は、使う部屋や洗濯物の量によっても、かなり効果に差がでます。部屋の大きさや、洗濯物の量などが適切か、など工夫をしてみてください。
また、そもそものエアコンの仕様で「衣類乾燥」「ドライ」が効きにくい気温があります。これだと、せっかくの機能をつかっても、乾かないのは当然で(^_^;
イマイチ乾きが悪いな、と思う時には、取扱説明書の注意書きをチェックしてみてください。小さな部分もお見逃しなく。
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