エアコンをうまく使うと室内干しの洗濯物が早く乾くと聞きますよね。特に除湿やドライは活用したい機能です。
でも、実際につかってみて「エアコンの除湿ってなかなか洗濯物乾かない」という不満もちらほら聞きます。
実は、エアコンの除湿をうまく使いこなすには「温度」が重要なんですよー。そこで今回は、エアコンの除湿の機能や最適な温度について解説したいと思います。
除湿が機能しないなーと感じている方は是非チェックしてみてくださいね。
部屋干しエアコン除湿の温度は何度がベター?
まず、エアコンの「除湿」の呼び方は、メーカーによって違いがあります。今のエアコンの標準的な機能での呼び方はこちら。
- ・除湿
- ・ドライ
- ・衣類乾燥
メーカーやグレードによって違いますので、リモコンなどでチェックしてみてくださいね。
このうち「除湿・ドライ」は、設定温度が調節できるものと、できない物がありますよ。設定温度がない場合は、たんに部屋の湿度をとるだけ。
設定温度がある場合は、室内温度を保ちつつ除湿ができますよ。除湿だけではなく、冷房機能を併せ持った除湿ですね。
ただし、「温度」の設定で、「人が室内で快適に過ごせる体感温度」を基準にすると、洗濯物の乾きがよくないかもです。特に「夏場」「梅雨時」など、冷房を使い始める時期には要注意です。
除湿を冷房は、基本別物です。どちらを優先させた方が早く乾くかは、こちらを確認下さいね^^
⇒『部屋干しでエアコンを使うなら除湿と冷房とどっちが早く乾く?』
エアコン除湿の温度について
エアコンの「除湿」の機能には、実は利用の条件があって、外気と室内の温度によってはうまく機能しない場合がありますよ。
我が家のエアコンの場合は、「外気温度が16以上 室内が18度以上」だと、機能が発揮できると取り扱い説明書に明記されていました。上の条件以外だと、リモコンをおしても保護機能が働いてしまい、うまく働きません。
各社メーカーやグレードによって、設定の温度が違いますので、詳しくは取り扱い説明書をチェックしてみてくださいね。
もし該当箇所が見当たらない時は、「外気温度が16以上 室内が18度以上」を目安になさってくださいね。
エアコン除湿で洗濯物が早く乾くのは?
もし、エアコンに「除湿」だけではなく、「衣類乾燥」がついているなら、除湿機能より早く乾くので活用してみてください。
衣類乾燥は「除湿(ドライ)」の進化形です。衣類乾燥は、人が快適に過ごせる温度よりも、部屋干しを意識してつくられた機能ですよ。
もちろん、「衣類乾燥」機能も「除湿」と同じように「温度」に注意が必要です。
ちなみに、我が家のエアコンの衣類乾燥は
- ・「室内温度27度まで AND 室外温度24度まで」だと暖房が働く
- ・「室内温度27度以上 AND 室外温度27以上」だと除湿が働く
です。暖房の場合は4時間後に送風運転に切り替わる機能がついていました。
暖房の方が早く乾くか、除湿の方が早く乾くか、という判断を「衣類乾燥機能」が自動でしてくれるみたいですよ(^_^;
衣類乾燥の温度も各社メーカーやグレードによって、設定の温度が違います。詳しくは取り扱い説明書をチェックしてみてくださいね!
実際に衣類乾燥機能をつかってみた感想
実際に「衣類乾燥」を使ってみましたが、使いにくかったです。
利用した時期が
- ・梅雨で気温が上昇する季節に使う
- ・夏場の雨続きに使う
だったので、部屋中が息苦しいほどの蒸し暑さになりました。
- リビングではなく別の部屋で使う
- ちょっと肌寒いくらいの気温
なら、ベストパフォーマンスが引き出せると思います。冬なら暖房を付けてしまえばいいので、秋や春なら活用できるかと。
梅雨のような微妙な時期は、衣類乾燥よりも、最初から「除湿」の方が気持ちよく使えると思います。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
実は「除湿」や「衣類乾燥」はあまり使いませんでした。効果を実感しなかったからです。
もったいないなーと思って、よーく取り扱い説明書をみたら、「運転条件」という項目があって!条件を満たしていないと、機能がうまく働かないと初めてしりました(^_^;
もし、「エアコンの除湿機能がうまく使えない」「なかなか乾かない」など不満があるなら、条件を満たしてないかもです。
せっかくある機能なので、条件に気温の季節は是非活用してみてくださいね!
★それでも洗濯物が乾かないときはこちらをどうぞ。
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