私は、自称ずぼら系おおらか主婦なので、掃除が苦手です。一方で夫は掃除が大の得意。
彼の並々ならぬ埃に対する敵意には驚く程。
新婚当初、夫がまめまめしくコンセントの埃を掃除している姿をみて
「ほこりじゃ死なないよ(笑)」
と、ズボラ主婦の真骨頂の考えをもってました。
が、数年たった今、「埃じゃ死なない」発言を撤回します!
コンセント廻りの埃をそのままにしておくと、とっても危険。今回は、コンセント廻りの埃を放置しておくと危険な理由や、埃の取り方・防止策についてお伝えしますね。
コンセントの埃が危険な理由
コンセント廻りの埃が危険な理由はズバリ「トラッキング火災」です。
トラッキング火災とは、コンセントにささっている電源プラグにたまった埃が原因で発火する現象。実際は、コンセントに埃がたまっただけではなく、湿気が加わると発火します。
トラッキング現象自体は、湿気の多い梅雨から夏にかけて多く発生します。
トラッキング火災について
百聞は一見にしかず、こちらのトラッキング火災の動画を観てください。
- 【動画再生時間:約1分】
動画のようにバチバチ―って火花が散っていたら、ひとたまりもありません。
「埃じゃ死なない」とはいうものの、トラッキング火災が起きない程度には掃除が必要ですね。まめまめしく掃除をしてくれた夫に対して詫びを入れる次第であります。
コンセントの埃の取り方
コンセントの埃の取り方は、すっごく簡単です。
- 「掃除機で吸う」
これだけです。
掃除機で吸う前に、コンセントに埃がこんもり積もっていたら、ひとまずブレーカー落としてください。万が一の事もありますので、念には念を入れましょう。
掃除機は、細いノズルをつけるか、ブラシをつけてササッと吸い込んでください。決して、つまようじで、コンセントの穴を、ほじったりしないでくださいね。中に埃がはいっていってしまって、かえって危険ですよ。
コンセントの埃が溜まりやすい場所
コンセントに埃がたまっているかチェックするのは
- ・大型家具の後ろ
- ・湿気のある場所
- ・たこ足配線の場所
です。
大型家具の後ろは、普段お掃除がしにくいので埃がたまりやすいです。具体的には、テレビ台のコンセントとか、大型家電でいくと冷蔵庫のコンセントとかですね。
しかも、ずーーーっと使っている家電なので、コンセントの抜き差しもしませんよね。
ですので、埃がかぶってる可能性大です。
あと、湿気のある場所は、洗面所や台所ですね。洗濯機がつないであるコンセントなんか、怪しいと思います。チェックしてみてください。
たこあし配線も危ないですよ。拡張したはいいですが、高温になりやすいので、その分リスクはありますよね。
あとは、オイルヒーターなど大量の電気を使う暖房器具のコンセントもケアしてください。オイルヒーターの火事についての詳細は過去記事にありますので、よろしければどうぞ。
【過去記事】⇒オイルヒーターはつけっぱなしで大丈夫?火事の危険性は電気代をしらべてみた。
コンセントの埃の防止策
とはいえ、定期的に掃除は面倒。なんとか手間を省けないか?と考えた方!私も同じこと考えました(笑)
掃除をしなくてもすむようにコンセントの埃を防止する方法がありますよ。
- ・使用していない時はコンセントを抜く
- ・電源コードをコンセントにしっかり差し込む
- ・コンセントの埃の防止グッズを使う
一番あぶないのは、ゆるっとコンセントに電源プラグを差し込んでるか差し込んでないかの状態。差し込むなら差し込む。抜くなら抜く、にしましょう。
例えば、エアコンは夏場と冬場に両方活躍しますよね。でも、エアコン自体もシーズンオフの月もあるはず。暑くもなく、寒くもない時期は必ず電源をぬくっていう、毎年恒例の決め打ち習慣にしてしまえば、待機電力もかからず埃防止にもなります。
その時、ささっと掃除ができると一番いいですね(^^
大型家具の後ろにはコンセントの埃の防止のグッズがありますよ
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「近所で火事があったから(防止グッズの)購入をきめた」というレビューがちらほらありました。
差し込むだけなので、大掃除の時にでも綺麗にしたコンセントにパパっとつけてしまいましょう。
まとめ
防止グッズなどの紹介をしましたが、コンセントのホコリをなくすには定期的な掃除が一番です。
さすがに、コンセント廻りを毎回、掃除をするのはしんどいので、月を決めて掃除をするなど工夫をしてみてくださいね。
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