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ホットカーペットの火事を心配してる方へ。火事の原因について紹介しています。うっかりつけっぱなしや、消し忘れても丈夫かなどを解説していますよ。
あわせて、火事がおきないような対策も紹介していますので、心配な方は是非チェックしてみてくださいね。
ホットカーペットの火事の原因は?
ホットカーペット(電気カーペット)は使用上の注意を守っていれば火事になりにくい暖房器具です。
理由としては
- 火を使わない暖房器具
- 消し忘れ機能がついている商品が多数
つけっぱなしや切り忘れしても、「キチンと管理されている状態」で「古くない商品」で「通常の使い方」をしていれば、おおよそ大丈夫ですよー。
ホットカーペットは、安全な暖房器具ですが、火事になる可能性がゼロではありません。火事がおきやすいシチュエーション・原因としては
-
- ・ペット(犬・猫)が爪とぎ・コードをカミカミしてしまっている
- ・使わない季節に折りたたんで収納。上に重い物をおいてしまっている
- ・ホットカーペットを重ねて利用している
- ・ホットカーペットが古くなっても利用している
などです。
ホットカーペットはカーペットの不織布の下に熱線(ヒーター線)がウネウネはいってます。ヒーター線が熱をだして温かくなってますが、熱線がカーペットの中に入り込んでいるので、一見して、ヒーター線がわかりません。
そのため、ホットカーペットの本体を、ネコちゃんが爪とぎしてしまったりケーブルをカミカミすると断線の原因になります。ペットを飼っている方は是非、一度チェックを。
また、ホットカーペットを、折りたたんだまま・しわのある状態で使うのはNG。熱線(ヒーター線)どうしが重なってしまって、想定以上の高温になるからです。これは、きちんと使用上の注意をまもり使っていれば、避けられるリスクですね。
また、収納方法も断線の原因の1つです。
ホットカーペットを折りたたんで収納した上に物をおくなどすると、内部のヒーター線が断線している可能性が。断線はホットカーペットに限らず、火事の原因になりやすいので、注意が必要です。
この中で、一番怖いのが経年劣化です。カーペットの不織布の下にヒーター線がウネウネしてますよね。このウネウネは線どうしが重ならないようになってます。ヒーター線が経年劣化でずれてきて、重なり合ったら、そこだけ高温に。
断線しにくい保管の方法や、収納時に断線をチェックする方法は別記事に詳しくかきましたので、こちらからどうぞ(^^♪
⇒『ホットカーペットのしまい方 手入れや保管する時のたたみ方など』
ホットカーペット 消し忘れを防止するには?
一昔前の商品だと、ホットカーペットは暖めるだけの商品でしたが、今は「消し忘れ」で機能がついているものがあります。「消し忘れ機能」とは表現されていませんが、「自動で電源がoff」機能が消し忘れ防止にあたりますね。
我が家のホットカーペットは、6時間連続つかったら自動で電源がoffになる機能がついてます。消し忘れても安心です。実際、消し忘れて会社にいってしまったことがあります。その時は、自動電源offの機能が働き、電源がきれていたのでホッとしました。
私のように消し忘れてしまった時のために、商品セレクトの段階で、消し忘れ機能がきちんとしてる商品を選んでおくと安心ですよー。
ホットカーペットをつけっぱなしの時の注意点は?
ホットカーペットのつけっぱなしで怖いのは、製品の想定以上に高温になることです。
ホットカーペットの仕様上の注意点として
・電気カーペットの裏面は、約40~60°Cになります。またクッションなどを長時間同じ場所にのせていると、その下の部分だけさらに温度が高くなります。
HPより:富士通ゼネラル 製品 & サービス 電気カーペット 使用上のご注意
カーペットの上に、熱がこもるような物を置くのはNG。
ちょっとクッションを置くくらいなら、問題ないと思いますが、ホットカーペットの状態によっては火事の危険度はアップしますのでご注意を。とくに、電気式毛布の代わりにして、布団を置いて、ホットカーペットをつけっぱなしで寝るのは危険ですよー。
★関連記事
⇒『電気毛布はホットカーペットの代わりになる?違いは?どっちが便利?』
まとめ
ホットカーペットは、つけっぱなし イコール 火事になる と直結する暖房器具ではありません。使用上の注意をまもっていれば、どちらかというと安全な暖房器具です。
でも、火事にならないかというと決してゼロではない。色々な原因が重なって火事になるパターンがほとんどです。実際、ホットカーペットの火事対策は、細かいことばかり。
私の実家では、ホットカーペットの上にこたつはおくは、座布団をおくわ、折りたたんで収納をするわ、で危険だらけ。でも、私の実家では火事になりませんでした。今も火事になってません。そのかわり実家は早いサイクルで家電を買い替えしています。細かい事を考えたらきりがないです。
これは、個人の考え方だと思うのですが、
「1000分の1だろうが、100万分の1だろうが、確率として火事のリスクがある時、ひょっとしたら自分が火事になるかもしれない」
と感じるかどうかですよね。
私は一時期、保険関係のお仕事に携わっていたことがありますが、火事の原因は本当にいろいろです。実際に、火災の事案を目にしたことはありますが「えーーーっ」って、くらい偶然に偶然がかさなって、悲惨な状況にって本当にあるんですよ。
商品が新しいうちは大丈夫だった使い方も、商品が古くなったら同じ使い方をしていたら危険になるかもしれません。
断線のリスクがある使い方、収納・使用上の注意としてはNGな使い方があるのを知っておくのは大切です。火は使わなくても、熱をだす家電製品は危険がともなうことを意識してくださいね。