いざ着ようと思っていたセーターを広げてみると、虫食いを見つけることがありますよね。お気に入りのセーターに穴が開くなんて本当に残念です。
穴があいたセーターは捨ててしまうのが普通ですが、なんとなくもったいないって思いませんか?あまり傷んでなくて、思い入れがあるセーターならなおさらです。
ちょっとした虫食いなら自分で補修ができるかも?!場合よっては、セーターが延命できますよ。
今回は虫食いのセーターの補修の方法を紹介します。自分で直す簡単な方法なので、費用は最小限!ぜひチェックしてみてくださいね。
セーターの虫食いは自分で直せる?
セーターの虫食いは自分で補修できますよ。ただし、虫食いやセーターの状態によって、直し方の難易度がかわります。
- 虫食いの穴が大きい
- ちょっと上質なカシミヤ
だと、補修はぎこちなくなるかもしれません。
虫食いの穴が大きすぎると、後ろのあて布によっては、補修が目立ってしまいます。また、セーターが上質すぎるると、逆に補修が裏目にでてしまうかも。やっぱり補修ができると行っても素人ですからね(;^_^A
逆に、
・ちょっと糸がほつれた?とおもうくらいの虫食い
・穴がぽっかり開くまでもいかないような虫食い
こういった、中程度の穴なら自分で修理ができます。普段づかいの洋服なら、捨てることなく使えますので、ぜひぜひ補修をチャレンジしてみてください。
セーターの虫食いの補修 簡単に修理をする方法
小さい~中程度の虫食いを直す方法としては以下の2つ。
- 同色の糸で縫い合わせる
- アイロン接着シートで穴をふさぐ
一番お手軽なのは、穴を糸で縫い合わせる補修方法です。
セーターの色と同系色の糸で縫い合わせる補修は、柄物セーターに向いています。無地のセーターだと、場所や穴の大きさによっては、縫い合わせの部分が目立つかもしれませんね。
↓こちらの写真は、補修した写真です。ちょっと大き目の穴だったので、ゲージ部分なので、あまり目立ちません。
縫い方はは「はしごまつり」という方法です。こちらの記事に「はしごまつり」のやり方の動画が掲載しました。
興味のある方は是非どうぞ。後半のほうに動画のせてます。
⇒『スーツのズボンの破れの直し方!裂けの応急処置や簡単な縫い方を紹介!』
セーターの虫食い 補修方法
次に簡単なのが「アイロン接着シート」をつかった補修方法です。
私がつかったのはこちら。テレビショッピングなどで紹介されている万能アイロン接着シート「アイロンペッター」です。楽天でも買えますよ。
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アイロンペッターはアイロンの熱で布と布とを張り合わせるテープです。主にズボンの裾上げなどに使いますが、セーターの虫食い補修にも使えますよ。
【動画再生時間 9分41秒】6分26秒からセーターの補修が紹介されています。
ほかのアイロン粘着シート比較して、シール自体が薄いので仕上がりが「いかにも補修しました」「シールくっつけてます」という見栄えになりにくいです。
↓こちらが購入したアイロンペッターの内容です。かなり詳しい取扱説明書があります。
まず、大前提なんですが、アイロンで補修をするので、補修するセーターが「アイロンかけてOk」な素材か商品タグでチェックしてくださいね。
↓アイロンのマークありますよね?
アイロンかけてはいけないセーターだと、熱を加えることで毛糸が劣化してしまう可能性があります。購入する前に、必ずチェックしてくださいね。
セーターの虫食い 補修方法 用意するもの
- ・アイロン接着シート
- ・アイロン台
- ・タオル
- ・アイロン
細かい作業になりますので、先ほど紹介した動画にあった、小さな手製のアイロン台をつくってもOK。かまごこの板をきれいに洗って再利用すると便利ですよ。かまぼこの板に布を巻き付ければ、アイロンの細かい作業がしやすくなります。
また、あて布用のタオルを用意してください。水に濡らし固くしぼっておきましょう。ハンドタオルやハンカチサイズ、小さめのタオルのほうが使いやすいですよ。
セーターの虫食い 補修方法 手順
↓今回は下のような小さな穴を補修します。動画では、セーターの「毛」を使うとありましたが、アクリルセーターなので毛がありません。この穴をうめるのにあて布をつかいます。
↓ちょうどいい色のあて布がなかったので、苦肉の策で同系色を選びました。赤い部分を切り取ります。穴を覆うのに二回りほど大き目に、丸くカットします。
↓アイロンペッターをカットします。より粘着力を高めるためには2枚重ねがいいとか!アイロンペッター×2枚・あて布×1枚 合計3枚を同じ大きさに切りそろえます。
アイロンペッターはメジャーのような巻尺状になっています。最初の何巻きかは、セロファンみたいな(?)透明なナイロンでおおわれており、紛らわしいです。私、気が付かずに、ずっと商品じゃないナイロンで接着してました(;^_^A
何巻きかは、粘着シートを保護するナイロンなので捨てて、不織布のような素材がでてきたら、それを使ってくださいね。
口コミでも「何度やっても張り付かない!」とありましたが、確かに、保護用ナイロンではくっつきません。
↓重ね合わせて、上から濡れタオルを置き、アイロンで10秒程度おさえます。
↓仕上がりです。チェックのあて布だったので、まずかったかなーと思ったのですが、さほど気になりません。
穴が大きくなければ、同系色の布ならほとんど大丈夫ですよ(^^♪
もうちょっと高いクオリティを求める方は、こちらをどうぞ。補修できるショップさんを紹介しています。
★関連記事⇒『洋服のお直しはネット宅配できる?おすすめは?料金はいくら?』
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は父親のセーターの補修をしました。
直せるなら直したい、と父親にいわれたので、やってみましたが、思いのほか簡単でしたよ。アイロン粘着シートなら、いろいろと役立ちそうなので、1本あっても困ることはないですしね。
でも、補修が簡単とはいえ、あまり繰り返し虫が食ってしまうようだと、それはそれで問題です。
そもそも、このセーター。私が、父親の誕生日にプレゼントをしたんですよ。結構、思い入れがあるセーターだったのに(´;ω;`)
衣替えの保管の状態がよくなかったので、虫がくってしまったのかな。
セーターなど冬物を衣替えするときには保管に注意したいものですね。虫食いなしできれいな状態でセーターを着れるならそれに越したことはないですし。
↓こちら、衣替えに関する記事のあれこれです。防虫剤やしまい洗いについてなど、いろいろな疑問をまとめてます。虫食いを予防したい方は、チェックしてみてくださいね。
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