睡眠の質が上がるという光を遮断するタイプのアイマスク。ネットで情報では「ぐっすり眠れた」「短時間の睡眠でも大丈夫に」といった口コミもみられます。
でも、本当に光を遮断するだけでぐっすり眠れるようになるの?
アイマスクを装着するだけで睡眠の質が上がるのなら、私のように不眠に悩む人には朗報。
今回は、光と睡眠の関係と、睡眠を良質にするアイマスクの選び方をがっつり調べてみました。
そもそも光って睡眠に、どんな影響をするの?
人が自然に眠くなるのは、メラトニンという物質が分泌されるからですが、光はメラトニンの分泌を抑制していまいます。強い光をあびると眠れなくなるのはこのせいです。
ここでいう強い光というのは、例えばこういう所から浴びる光のこと。
- ・パソコン
- ・テレビ
- ・ゲーム
- ・スマホ
- ・コンビニ
パソコンやテレビなどは、面白すぎて、脳に刺激を与えてしまったり、興奮してしまう要素が強いので、眠る前には避けた方が無難。光だけの問題ではありません。
どうしても、という時には、パソコンやテレビのモニターの照度を落とすなどの工夫をすると若干でも違いはあります。
あとコンビニも同様にNG。便利なコンビニですが、実はコンビニの店内は光が強いのです。
お買い物で脳を刺激してしまいます。よほどのことがなければコンビニに深夜いくのは避けましょう。
眠れない人は「メラトニン」を大切にし、自分自身を興奮させないような日常生活を送ることが大切です。
これは個人的な経験からですが、眠る前に楽しくなったりしてしまうと、やっぱり眠る時間が惜しくなってしまいます(笑)。ぐっすり眠りたいのであれば、多少つまらない、とおもうくらいの時間の過ごし方の方がスムーズに眠れる気がしますよ。スマホもテレビもYou tubeも、面白ければ面白いほど要注意ですね。
寝室は豆電球の光もダメ?真っ暗じゃないと睡眠に影響があるの?
では、真っ暗だったら良質な睡眠になるのか?というと、そうでもありません。
調べていてわかったのですが、「真っ暗だと眠れない」という人が、沢山いらっしゃいました。
理由は、暗闇による不安感から眠れなくなるそうです。
ですので、厚生労働省の睡眠のガイドラインにも以下のように記載されています。
また、明るい光には目を覚ます作用があるため、就寝前の寝室の照明が明るすぎたり、特にこれが白っぽい色味であったりすると、睡眠の質が
低下します。
就寝時には、必ずしも真っ暗にする必要はありませんが、自分が不安を感じない程度の暗さにすることが大切です。気になる音はできる範囲で遮断する方がよいでしよう。
厚生労働省:健康づくりのための睡眠指針 2014
暗闇に不安感を覚える人は、真っ暗だと逆に眠れなくなってしまうので、無理に部屋を暗くする必要ない、ということですね。
科学的には、先ほど説明したメラトニンの分泌が関係しますが、かといって、総ての光を遮断すれば眠れるようになるかというと、そうでもありません。
「心」も睡眠には関係しているので、やはり極端に強い光でなければ、光が睡眠に影響するか?というと、人それぞれによって違いがある、というのが、現実的な回答です。
スマホやテレビだけに限らず、就寝前の寝室が明るすぎるのも睡眠に影響を及ぼすので、自分の許容範囲で暗くするというのがベストということですね。
では、どんな人がアイマスクを使えば良質な睡眠になるの?
アイマスクは「光」という刺激をなくして、睡眠に集中したい人ならアイテムとして有効です。「暗いと不安、いろいろ考えちゃう」という方にはイマイチなアイテムかもしれません。
アイマスクはこんな方におすすめです。
- ・ご夫婦で寝室を同じにしていて旦那様と就寝時間が違う方(部屋を明かりをつけたままにしておかないといけない)
- ・自分は、もう照明を消して寝たいのに、隣で旦那様が本を読んだりスマホをしたりして、明かりが煩わしい方
他人(旦那様)要因で、明かりをコントロールできない方には、とっても有効だと思いますよ。
睡眠を良質にするアイマスクの選び方
Amazonや楽天で沢山のラインナップがあり、迷ってしまうアイマスク。びっくりするほど、機能やデザインが沢山あります。その中で睡眠の質を上げるためのアイマスクとして、これは押さえておきたい、というポイントをいくつか挙げました。
アイマスクを選ぶ優先度は遮光
まず、大前提として、自分がアイマスクを使う場所を考えて商品を選んでください。
例えば、夜行バスや、会社の休みの仮眠、夜勤の方が昼間使う場合など、アイマスクを使う場所は沢山あります。
ですので、「全然、光を通さなかった!!」という口コミがあっても、人それぞれ利用環境が違いますから、一概に遮光に問題アリの商品というわけではありません。
その口コミを書いた方が、どのレベルの光を遮ろうとしていたかによって、商品の遮光性の満足度に違いは生じますので、口コミをチェックするときにも注意が必要です。
私はAmazonで商品をチェックしましたが、普通に夜、寝室で使っていて明かりを遮ろうという目的なのであれば、遮光性に関しては特にどの製品を選んでも違いはないように感じました。
アイマスクはフィット感が大切
遮光の次は、フィット感が重要です。
フィット感を重視するポイントは
- ・どのように固定をするのか?(ヘッドバンド OR 耳掛け)
- ・装着後に違和感はないか?(鼻・目)
アイマスクは長時間つけづつけるため、ごくごく自然な装着感でないと、寝ている間に自分でとってしまいます。耳掛けタイプよりも、ヘッドバンド型の方がずれが少なくオススメです。
あと「鼻の部分にあたって痛い」という口コミも多数みかけました。立体的な作りになっている商品を選えらんでもサイズがあってないと、不自然に圧迫されるのだと思います。
高機能な商品を検討するのなら、サイズ展開や、調整ができるかどうかなども重要なポイントですね。
アイマスクの素材も重要
夜寝る時にアイマスクを装着するのであれば、アイマスクの素材も重要。
夏は特に汗をかきますから、通気性の良いものでないと、不快になってしまい自分でとってしまいます。
あと、目の周りだけ、かぶれてしまうなんてことも避けたいトラブルです。
まとめ
真美の場合は、音や光の刺激で眠れなくなるタイプなので、アイマスクで睡眠が良質になるタイプです。
今は夫のいびき音の対策で、イヤーマフをしているので、現状はアイマスクと併用はできませんが、選ぶとしたらコレかなと。⇒PLEMO立体型睡眠アイマスク 軽量・究極の柔らかシルク質感 睡眠、旅行に最適 (フリーサイズ) EM-452
PLEMO立体型睡眠アイマスクを選んだポイント
- ・光を妨げる工夫されたデザイン
- ・軽量で非常に柔らかいシルクの様な質感の繊維(低アレルギー性)
- ・ストラップで長さの調整可能。大人と子供ともに利用できる商品なので、ある程度サイズの調整もできる工夫がされている
アイテムの力を借りてスムーズな入眠や良質な睡眠を確保してみてくださいね。
睡眠に関する記事が一覧できるのはこちら。
コメント