ホットカーペットは、手軽さが魅力の暖房器具。
あまり知られていませんが、保管の仕方によっては断線の恐れもあるので注意する点も多いんですよ。
そこで、今回はホットカーペットのしまい方について情報をまとめました。
しまう前に必ずしておきたい本体の手入れ方法や保管方法を紹介しています。
長くホットカーペットを使いたい方は参考になさってくださいね。
ホットカーペットのしまい方
ホットカーペット(電気カーペット)のしまい方は、厳密には「メーカーごと」に違いがあります。心配な方は、お手持ちの取扱説明書を確認して下さい。
基本は、ホットカーペットの劣化がないか確認をした後
- ホットカーペットの手入れ
- ホットカーペットを保管する状態に整える
と順番にすすめていきます。
もし取り扱い説明書をなくしてしまったのなら、ネットで検索Googleの検索欄に
- 「ニトリ ホットカーペット 取扱説明書 (ホットカーペットの品番)」
- 「パナソニック ホットカーペット 取扱説明書(ホットカーペットの品番)」
を入力すると取扱説明書をインターネットで確認できますよ。
古い型番だとネットにでていません。比較的近い型番の取り扱い説明書を参考にしましょう。
ホットカーペットをしまう前の注意点
次のシーズンにスムーズに使えるように、かならず電気カーペットの本体の状態をチェックしましょう。
- ホットカーペットの本体の生地が劣化していない?
- ホットカーペットの熱線はずれていない?
ホットカーペットの本体から「ポロポロ」と粉がでてきたら要注意。
本体の劣化が始まっている証拠です。ホットカーペットの耐用年数は一般的に「5年」と言われています。本体の劣化が始まっていて、かつ取扱説明書で製品保証期間をすぎていたら買い換えを検討したほうが安心です。
また、ホットカーペットの熱線は均等になっていますか?
固定されている部分がずれて、熱線が重なってしまうと、重なった部分から火事になる可能性があります。ホットカーペットの劣化と火事についてはこちらの記事をどうぞ。
⇒ホットカーペットで火事になる?つけっぱなしや消し忘れても大丈夫?
ホットカーペットを片付ける時期
また、ホットカーペットをしまう時期は、5月~6月がおすすめです。
6月にはいると雨が多くなりますので、ホットカーペットを敷きっぱなしだと「カビ」などのトラブルがおきやすくなりますよ~。ご注意くださいね。
ホットカーペットの手入れ
ホットカーペットの劣化のチェックがすんだら、しまう前に手入れとして掃除をしましょう。
ホットカーペットのしまう前の手入れの手順
- ホットカーペットの埃を掃除機で吸う
- ホットカーペットについた汚れを落とす
- ホットカーペットの陰干しをする
まずは、ざっと、埃を掃除機で吸います。普段どおりでOK。
もし念入りに行いたいのなら、縦に掃除機を全面にかけた後、横に全面に掃除機をかけます。コツは、ゆっくりかけること。急いでかけると埃がすえません。
もし、ホットカーペットに飲み物などこぼして染みになってしまっていたら、叩き拭きをします
濡らしたタオルを絞ってトントンと汚れの部分をたたきます。
洗えないタイプのホットカーペットなら、電熱線の部分できれば避けたほうが無難ですよ。
汚れ落としに中性洗剤が使える場合もありますので、取り扱い説明書を確認しましょう。
ニトリの「14 NT 2J 3J 141103MK」のホットカーペットは、中性洗剤(食器用)をぬるま湯につけて、ホットカーペットの本体を拭いても大丈夫と明記されています。
製品ごとに違うので、注意くださいね。
埃や汚れをとったら、ホットカーペット「陰干し」しましょう。
半日、室内にたてかけておくと湿気がだいぶ抜けます。
3月になると、ホットカーペットを利用する頻度が少なくなるので、しまう段階になると、どうしても本体が湿気をもってしまいます。必ず、陰干しをしてから保管をしましょう。
天日干しは基本NG。生地が劣化が早くなりますよ。
※製品によっては湿気をなくすために「通電を〇時間してからしまいましょう」など注意書きがあります。私は、通電は面倒なので、陰干しをしてからしまっていますが、カビたことはありません。
もし、湿気やカビが心配なら通電して、本体の熱が取れてから掃除機をかけてくださいね。
ホットカーペットをしまう時にダニが心配な時は?
掃除機をかける前に、「ダニ駆除」のモードを使えばOK。
もし機能がなければ、高温モードで1時間程度つかえば、おおよそダニ駆除できます。
先ほど紹介したやり方で、念入りにホットカーペットを掃除機かけてください。
ホットカーペットの保管方法
ホットカーペットを保管する時の注意点です。
まずは、カーペット本体の収納の状態ですが、
- カーペット本体を、絨毯のようにグルグル巻く
- カーペット本体を、畳む
メーカーによって「こういう形にして保管してくださいね!」という状態が違います。
さらに、畳む場合は、メーカーの取り扱い説明書ごとに違うんですよ。
ちょっと面倒ですね(苦笑)断線を防止する意味でかんがえると、ロールケーキのようにグルグル巻くのが一番よいのですが、ちょっとかさばるのがネック。
畳む場合は、最終的に、どちらを表面に向けるがポイントになります。我が家の実際に保管した時の畳方です。まずは三つ折りに居ります。電熱線が極力折れないように三つ折りに。
三つ折りにしたら、さらに中央に向けて畳みます。
「山善」の場合は、畳んだ時に表面が外側にくるようにと注意書きがあります。
最初の三つ折りの段階で気を付けておかないと、表裏逆転してしまいます。
我が家は「山善」のホットカーペットですが、カーペットの表面と裏面では若干生地の手触りに差があり、表面の方が丈夫な手触りでした。
生地の強度が関係してるのではないかと推測しています。
畳方の参考にどうぞ。⇒「山善」HP 電気ーカーペット SUK201 SUK301
広がらないように、ビニールひもなどで縛って湿気の少ない場所に収納すればOK。ただし、上に物をおくと断線の可能性があるので、立てかける形で収納をしてくださいね。
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⇒『羽毛布団の収納袋を100均で買ってみた感想 サイズは?コンパクトになる?』
まとめ
暖房器具は、次のシーズンつかえるかどうかチェックをしてから収納するのがベターです。
もし、使えないと判断したら、処分をしてくださいね。
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