コーヒーを飲むと眠れなくなると言われていますよね。一方で「寝る前にコーヒーを飲むと、スッキリとして目覚めが良くなる」という説もあります。
目覚めが良くなるのか、それとも眠れなくなるのか。どちらが本当なのでしょうか。
今回は、コーヒーを飲むと目覚めが良くなるのかや、効果がどの程度あるかをお伝えします。寝起きをスッキリさえたい方は是非チェックしてみてくださいね。
寝る前にコーヒーを飲むと目覚めが良いって本当?
寝る前にコーヒーを飲むと目覚めが良くなるのは本当ですよ。ただし、目覚めをよくするためには「飲み方」「飲む時間」が限定されます。
一番、効果的につかえるシチュエーションは「オフィスの昼休憩で30分程度の仮眠する」時です。
コーヒーに含まれているカフェインは、飲んでから効き目がでるのに30分程度かかります。
そこからカフェインの「覚醒」効果が現れるので、例えば
- 12:00 昼休み 昼食をとる
- 12:30 昼食を終えてコーヒーを飲み、仮眠をとる
- 13:00 昼休憩が終了。仮眠から目覚める
といった時間割なら効き目が実感しやすいです。
ちょうど昼休憩が終わった頃に効果がではじめ、午後から眠気もなく仕事にとりかかれますよ。
飲み方としては、
- ・仮眠をとる直前に飲む
- ・仮眠は30分程度
というのがポイントです。
昼前にコーヒーを飲んでいたり、カフェインを含んでる覚醒作用のあるドリンク(レッドブルとかモンスターなどのエナジードリンク・栄養ドリンクなど)を飲んでいたりすると、スッキリ目覚め効果の実感は薄いかもです。
もう既に飲んでしまってますからね!
寝る前にコーヒーを飲むと寝れないのも本当
一方で、コーヒーを飲むと眠れなくなるのも本当です。
コーヒーを飲むと眠れない、という人は、大抵「夜」のことが多いです。
- ・寝る前にコーヒーを飲む
- ・夕食後にコーヒーを飲む
- ・夕食後のリラックスタイムにコーヒーを飲む
というパターンが多いですね。カフェインの効果は飲んでから30分程度で効き始め、4時間程度は持続すると言われています。
これだと、カフェインが体内にはいって効き始める時間帯と、就寝時間帯がかぶってしまいます。特に、夜9時以降にコーヒーを飲むと厳しいかと。
また、カフェインには「利尿作用」があります。夜中にトイレに起きてしまうと、眠りが中断してしまい、熟睡できません。
状況を考えると、仮眠を習慣化している人よりも食後のコーヒーを飲む人の方が多数なので、「コーヒーを飲むと夜眠れなくなる」という人の方が、実際は多かったりします。
寝起きのコーヒーは効果があるか
寝起きのぼんやりした頭をハッキリさせるために飲む人もいます。カフェインは30分で効き目がでて、4時間持続なら、理屈的には効果がありそうですよね。
ですが効果があるかどうか、わかれる意見で (´ε`;)ウーン…
- ・寝起きの身体の状態が、カフェインの効果が実感しにくいという説
- ・「コーヒー=目覚めがスッキリする」というイメージが強いと、飲むことで心理的に「目覚めが良くなる」
と、人間の体質や「人の心理」なども影響しているので、一概には「効果のあるなし」は難しいところです。
私の場合は、カフェインの「目覚め」の効き目を感じにくく、寝起きにおきて、コーヒーを飲んでもスッキリしません。一方で、夫は「コーヒーを飲まないと頭がスッキリしない」と言い切ります。
というのは、カフェインは
- ・量
- ・体質
- ・年齢
- ・飲み方
によっても「効き目」の出方が大きく違うからです。
コーラーで夜眠れないという人もいます⇒『夜コーラを飲むと眠れないのは本当?』
ただ、人はどうであれ「自分が効き目があるかどうか」を見極めればいいので、実際に一度試してみて、有効なら生活に取り入れるのがいいかな、と思いますよ。
目覚めをスッキリさせたい、という効果をコーヒーに求めるなら
- ・30分程度の仮眠の直前に飲む
- ・その前、数時間はカフェインを含むドリンクを飲まない
が確実。それ以外に関しては、体質や年齢などに大きく影響されてしまうと考えてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コーヒーを飲むと目覚めが良くなる説に対して、やや否定的な内容になりましたが・・・
調べてみると
「飲み会でお酒を飲んだ日に限って寝る前にコーヒーを飲む」
という人もいもいました。「熟睡できる」「二日酔いにならない」「スッキリする」そうです。
体質や特殊なシチュエーションが重なって、「効果的にコーヒーが目覚めに効いている」のかな、と思います。
効き目が出やすい体質なら、色々なシュチュエーションで、試してみてもいいいかもしれません。
参考になれば幸いです。
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